タレントのアン ミカさんとともに、人生の第二ステージ「セカンドステージ」を前向きに考えていく連載です。

夫婦・親・子どもとの関係や職場の人間関係や自分自身の将来や健康など、人生の第二ステージを前にしたミモレ世代の悩みのタネは尽きません。今回はミモレ読者から寄せられたお悩みをアン ミカさんとともに考えていきます。

 

日常の変化を嘆くのではなく、この悩める時間を、これからの人生を前向きに舵取りしていくための準備期間に充ててみませんか?

採用されたお悩みは、アン ミカさんが一言一句丁寧に読んで分析し、真剣に回答します!
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【ご近所関係にまつわるお悩み】

自粛生活中から向かいの御宅のお子さんがバスケットゴールを設置して練習するようになりました。ボールの反響音が気になるところですが、部活もできないし仕方ないのかと思っていました。しかし、自粛明けに学校の友達が10人近くそこに集まって2時間大騒ぎでバスケットをするようになってしまい、騒ぎ声とお菓子のゴミが、自宅敷地内で地べたに座って大賑わいの日々です。

向かいの御宅のお子さんは、私が帰宅すると「ボールがぶつかると危ないから」と友達を制したり、気を使ってくれている感はあるのですが、騒音とゴミに関して意見はしたいのです。

向かいの御宅の親に言うべきなのか、お子さんに言うべきなのか、学校なのか、警察なのか。どこにどのように伝えるべきなのか迷っています。近所で真夜中のバーベキューがあったとき意見したことがあったのですが、とても関係性が悪化したので今回は慎重にしたいと思っています。アドバイスお願いします。
(松風・42歳)


ご家庭同士の関係性によって方法が異なる、難しい問題です


これはとても難しいご相談ですね。
どんな音を不快に感じるかは人によっても異なるものです。松風さんにとって、耳に障る音が毎日響いてくるというのは大きなストレスですよね……。特にバスケのドリブルの音は騒音というよりも、地面に響く反響音なので、自宅を防音してもなかなか防げるものではありませんし……。

常識的な親御さんであれば、バスケットゴールを設置する時点で、まわりの御宅に一言お伺いをたてると思うのですが、それもなかったということですよね。または、このお子さんと挨拶を交わすような仲だったとしたら、「こんにちはー!」「あ〜、部活がんばってるみたいね! でもあんまり夜遅い時間は音が響くからちょっと勘弁してね!」なんて会話も生まれてきそうなのですが、お互いにあまりコミュニケーションをとらない距離感のご家庭同士なのだと見受けられます。

これは、ご家庭同士の関係性によって、どのような対策をとるのがよいのか変わってくると思うので、いただいた情報だけでは判断するのが難しいというのが正直なところです。

ただひとつ、以前に一回ご近所との関係性が悪くなったことが心配というのであれば、ご自身で直接お話をするという選択肢は外してもよいのかな、と思いました。たとえば、お隣の家の方にも少し感想を聞いてみて、同じような意見が出てきたら回覧板を使ってお伝えするとか、または自治体や地域の組合長など第三者の方にご相談してみるとか……。

ここで間違えてほしくないのが、これはあくまで「みんなが平和に楽しく暮らすためのお話」だということ。なので、向かいの御宅のお子さんは育ち盛りでバスケの練習をしたいというのもわかるので、「応援はしたいけれど時間帯だけは工夫してほしい」などと伝えるのはいかがでしょうか。

 
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