ディズニーシーの上級者がこっそり楽しんでいる“絶景ベンチ”とは？

「東京ディズニーシー パーフェクトガイドブック2021」は、東京ディズニーシーで2023年に予定されている大規模開発プロジェクトの詳細や、全32のアトラクション、37軒のレストラン、最新グッズなどの情報を104ページにわたって紹介した一冊。これから東京ディズニーシーに行こうと思っている人にきっと役立つ、あらゆる情報が満載です。

そんなディズニーファン必見のガイドブックの中から、多くの上級者やパーク通いのベテラン（？）たちが実践している、あえてアトラクションなどに並ばずにパークを楽しむ方法を紹介します。近年ではSNSやディズニー大好きなタレントさんから、いろいろな楽しみ方が提案されていますよね。今回取り上げるのも、そんな“知っているとちょっと自慢したくなる”楽しみ方のひとつです。

その楽しみ方とは「絶景ベンチで安らぐ」こと。絶景ベンチとは、パーク内各所に設置してあるベンチの中でも、絶妙な位置、角度、バランスで唯一無二の景色が望めるベンチです。中でも異国情緒が味わえることで大人ファンからの支持が高い、東京ディズニーシーのとっておきの２席を紹介します。

ここはイタリア!? 「ポンテ・ヴェッキオ」と「パラッツォ・カナル」の特等席

ひとつめは「ポンテ・ヴェッキオ」にあるベンチ。ポンテ・ヴェッキオはイタリア、フィレンツェにある橋を再現した場所で、実際の橋と同様に回廊になっています。グッズを売るワゴンがあったり、イタリアの伝統音楽が聴こえてきたりと、この場所を歩くだけでも異国情緒が漂います。強い日差しや風雨がしのげたりするので、散策や休憩にも持ってこいの場所となっていますが、もちろん、ここをおすすめするのはそれだけが理由ではありません！

ポンテ・ヴェッキオのベンチ最大のポイントは、東京ディズニーシーの玄関口に広がるメディテレーニアンハーバーを一望できる点です。メディテレーニアンハーバーは、南ヨーロッパの海沿いの街の風景がモチーフ。港に浮かぶ船やその周りに立つピンクやオレンジの壁が目を引く南ヨーロッパ伝統の建築様式が並ぶ風景は、まるで現地を訪れたかのような感覚にさせてくれます。そんな東京ディズニーシーを象徴する景色はまさに絶景！　南欧の港町に思いをはせながら、ポンテ・ヴェッキオのベンチを楽しんでみてください。

ゴンドラが行き交うヴェネツィアの風景も！

もっとイタリアの景色を楽しみたい人におすすめなのが、ヴェネツィアン・ゴンドラが行き交う運河「パラッツォ・カナル」にある絶景ベンチ。ここでは、ヴェネツィアン・ゴンドラ乗り場やアーチ、周辺のイタリア様式の建物が密集した風景が楽しめます。さらに、目の前を通るゴンドラからは、ときおり陽気な漕ぎ手ゴンドリエたちがイタリア語で歌う声が聴こえてくることも。風景だけでなく、音でもイタリアの雰囲気が楽しめるスポットです。

このほか、20世紀初頭のニューヨークの港や漁村の風景、ディズニー映画『リトル・マーメイド』の海底王国をイメージしたサンゴの城、『海底２万マイル』のネモ船長が発明した潜水艦や秘密基地といったファンタジックな風景が眺められるベンチも。こういった、時代や場所を超えた光景が広がるのも東京ディズニーシーならではです。

【絶景ベンチ】いかがだったでしょうか？　パークのベンチのよいところは、しっかりと作り込まれた世界観や景色を楽しめること。そんなベンチに座ってドリンクや軽食を楽しんだりすれば、まるで本当に旅行に来た気分になりそうです。

たった２席の絶景ベンチについてでも、とっても奥深〜いですよね！　絶景ベンチは、そんな同ガイドブックからの超ピンポイントな情報。ビギナーはもちろん、大人なパークの楽しみ方をしたい人にも役立つ情報が満載です。

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