写真:Splash/アフロ

雨のニューヨークのアパートから出て来たヘイリー・ボールドウィン。かなりのボリュームのベージュコートに光沢のあるスキニーなボトムス、インパクトスニーカーを合わせてすっきりと着こなしています。


冬のニューヨークは極寒でも、室内の温度設定はどこも春並みに暖かい。だから、コートは厚手、コートの中身は軽いコーディネイトが冬のニューヨーク定番スタイル。


数年前からトレンド入りして、今シーズンはすっかり定着したビッグシルエットのオーバーサイズコートですが、平均身長の私にはコーディネートにかなり気を使わないと着膨れしたおばさんスタイルになってしまい危険なアイテム。


80年代にビッグシルエットが流行った時は8センチくらいのヒールも同時に流行り、体力、気力もあったため、今よりバランスが取りやすく割とどんなコーディネイトでもいけましたが、もう今は無理。


モデル並みの高身長だったらワイドパンツやフルレングスギャザースカートで全体的にビッグなシルエットに挑戦したいところですが、さてどうしましょう? とセレブリティスナップを見ているうちに「あっ!これだ」と着こなしのヒントを見つけました。


ボトムスをレギンスやスリムパンツにすれば良いのです。コーディネイトはどこか一部分でも細いところを見せると着痩せしますよね? その法則を活かせば良い!と気が付きました。

写真:Backgrid/アフロ


ニューヨーク、ソーホーでスナップされたカーリー・クロス、ダブルのチェスターコートに黒の細身パンツ、レースアップブーツに前回でも紹介したディオールのイットバッグで上品にまとめて。ヘイリーと共に黒マスクなのもおしゃれセレブのお約束ごと?

もし、スパッツはちょっと、という方にはカーリー・クロスのようなストレッチの効いた黒のスリムボトムもおすすめ。私は毎シーズンユニクロのストレッチブラックデニムを購入してビッグシルエットのニットやスウェットに合わせています。毎シーズン何気にアップデートしていてこの裏が温かいヒートテック素材のブラックレギンスタイプもかなりヘビロテしました。


デニムではなく、光沢感のあるものやレザータイプのものをお探しのあなたにはZARAへ行ってみることをお勧めします。(もちろんこんな時代ですから、ネットでも。もしサイズが合わなくてもローソンなどからすごく簡単に返品交換できるので安心です。)毎シーズン、色や素材、サイズが豊富なレギンスタイプのボトムスを出しています。


大人気モデルの長谷川理恵さんもウルトラストレッチレギンスの黒を愛用中。しかもユニクロ!
ダッフルコートと合わせて素敵に着こなしています。


実は、新年早々、雑誌の撮影でお会いした時に、私と理恵さんのウルトラストレッチレギンスがかぶってしまい、足の長さと太さに違いに苦笑しました(笑) 。まあ、それぞれのスタイル個性ということで!


実は、このユニクロのレギンス、かなり良くできていて、ウエスト部分にリベットやジッパーで開閉する部分がない! 騙し絵のようにフェイクなトロンプイユ仕立てでフラットで、ウエスト周りがスッキリとはけます。最強のストレッチ感で穿き心地も抜群です。しかも税込で二千円ちょっと。皆さんもぜひトライしては?


【写真】セレブのマスクスタイルまとめ
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