今月20日、アメリカで第46代大統領就任式が行われ、ファーストレディのファッションにも注目が集まりました。
兼ねてから、”ファッションは人を表す”と公言していますが、トレンド&ブランド大好きで、常にスタイリッシュなファッションで登場し続けた前大統領夫人メラニアさんに変わって、新たなファーストレディ、ジル・バイデン夫人のスタイルはどうでしょうか。

世界中が注目した晴れ舞台である就任式から、同日夜の祝賀コンサートまでのファーストレディ・ファッションをチェックしていて気づいたのは、ジル夫人のファッションが英国ロイヤルスタイルと似ているということ。それも、キャサリン妃やメーガン妃といった若き公爵夫人との共通点が多いのです。

米国&英国、それぞれの画像とともに、ポイント別にご紹介しましょう。

 


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自国ブランドに、好感度No.1のブルー系のチョイスされた米国ジル夫人

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写真:ロイター/アフロ

就任式でジル夫人がお召しになっていたのは、セルリアンブルーのアンサンブル。ブランドは、2017年に設立という比較的新しいブランド、マルカリアンをチョイス。
バイデン大統領はラルフローレンで、ご夫妻揃って自国、米国発のブランドを選ばれたのは、当然というべきですね。

続いて注目すべきは、色。
暖色系ではなくやはり寒色系で、グリーン味のあるブルー系の爽やかカラーを選ばれたところに、老若男女への好感度を意識されたように感じます。

素材的に、華やかさがありつつ落ち着きも感じられる色調が、ファーストレディにとてもお似合いです。

またお隣の大統領のタイもブルーと、ご夫妻でリンクコーデをされているところも含めて、思い浮かべるのは、キャサリン妃ご夫妻でした。

こちらが、ケンブリッジ公爵ご夫妻スタイルです。


英国キャサリン妃もブルーでリンク。ブルーは英国ロイヤルカップルの鉄板カラー

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ワンピース/キャサリン・ウォーカー 写真:Splash/アフロ

ブルーといえば、キャサリン妃の定番カラーであり、なおかつケンブリッジ公爵家のファミリーカラーでもあります。
海外訪問の際のこの時にも、お二人の共通カラーであるブルーで、リンクコーデをされています。

ロイヤルファミリーでも政治の世界でも垣根なく、好感度という点では同じカラーを選ばれているところが興味深いですね。

さらに、キャサリン妃がここぞのフォーマルシーンでお召しになる、コート&ワンピースのアンサンブルを、この日ジル夫人もお召しになっていました。
フォーマル感と伝統が感じられる、とても素敵なスタイルに感じられました。

ジル夫人もキャサリン妃もフィット&フレアーシルエット

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コート/マイケルコース 写真:Splash/アフロ

ジル夫人のファッションを拝見するなり一番驚いたのが、実はシルエットでした。
フィット&フレアーといえばご存知キャサリン妃の基本ラインですが、現在69歳のジル夫人も難なく着こなされているところに感動。何故なら、日頃のボディフィット無くしてこれは着こなせません。

そんな努力の表れのごとく、キャサリン妃と同様、ジル夫人のエレガントで若々しさ溢れる装いが素敵でした。

キャサリン妃もよく着用されるツイード+ベルベット使い

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写真:Mark Stewart/Camera Press/アフロ

ジル夫人がお召しのお洋服はツイード素材でしたが、これは英国的な伝統素材。
加えてアクセントになっていたのもベルベットで、まさに英国のロイヤルファミリーが愛用のディテールとよく似ています。
キャサリン妃もフォーマルなシーンでよくお召しになるほか、シャーロット王女やロイヤルキッズの定番デザインでもあります。

そしてもう一つ。ワントーンコーデという点でも、就任式のジル夫人とキャサリン妃スタイルは似ています。
見れば見るほど、似ていることが分かりますよね。

 
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