1月27日に公開された、フェンディの2021春夏オートクチュールコレクションのショー映像。

写真:AP/アフロ

ウィメンズのアーティスティック・ディレクターにキム・ジョーンズが就任して以来、初のコレクションとなることで注目を集めていましたが、さらに豪華セレブがランウェイに集結したことでも話題になっています。

ケイト・モスは娘のライラ・グレースと親子で競演し、さらにナオミ・キャンベルやカーラ・デルヴィーニュなどが、ヴァージニア・ウルフの小説「オーランドー」からインスパイアされたという、時間とジェンダーを超越したコンセプトのルックを纏って登場。
写真:AP/アフロ
写真:AP/アフロ
オープニングを飾ったのは58歳のデミ・ムーアだったのは意外なキャスティングでした。フェンディのFFのロゴの迷路のような鏡の部屋を歩くデミは、今回のショーのテーマに相応しい、タイムレスでエイジレスな美しさを湛え、黒のセットアップを優雅に着こなしていました。
提供:Fendi/IMAXtree/アフロ

 


今回のコレクションでキムは、フェンディが創業時から受け継いできた「家族」も重要なテーマのひとつに掲げていたそうで、前述のケイト・モス親子のほかにもクリスティ・ターリントンと甥のジェームス・ターリントン、男性モデルのアジョア・アボアーと妹のケシーア・アボアーのほか、3代目シルヴィア・フェンディの娘ふたりもモデルとして起用。

 

2020年のヴェルサーチェの春夏コレクションでは50歳のジェニファー・ロペスがランウェイのトリを飾っていたけれど、こうやって様々な世代がモード界のインフルエンサーとして起用されるのは、我々Overアラフォー世代にとっては嬉しい現象ですよね。次はどこかのメゾンでモニカ・ベルッチ様辺りをモデルに抜擢して、若い娘さんには太刀打ちできないような妖艶な美貌を見せつけて欲しい(笑)!


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