違うことはわかっていて、覚えたい気持ちもあるのになぜかできない。そういうことってないでしょうか。この季節、毎年「コブシ ハクモクレン 違い」「桜餅 東京 関西 違い」で検索していることに気づきました。毎年「ははあ、花びらが6枚でいろんな方向に咲くのがコブシ、花びらが9枚で上向きに咲くのがハクモクレンなのだな」などと脳に刻みつけるものの忘れてしまう。レタスとキャベツだって見分けられるのになぜ、この2つは迷ってしまうのか。もしかして恋と愛の違いだって、まるでわかっちゃいないのかもしれない、と不安になったりするのでした。

 
【今週の世の中モード】かつては注目されていたものの、今では輝きを失ったものがいくつか、終わりに向かっていきます。制度にせよ、サービスにせよ、多くの人が「一時代の終わり」をさまざまなかたちで感じるのかもしれません。ただ、それらは単に淋しいだけのものではないのでしょう。ここの意味は「革新」。若い世代の台頭、これからの時代を見据えた新たな挑戦。そういったものが主流になっていくターニングポイントです。

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