ニューヨークの現在


このように、副反応のリスクはゼロではなく一定に存在しているのは疑いようのない事実ですが、先の買い物の話と同様、買い物をするメリット(ないしは買い物をしないデメリット)と比較をしたときに、それに伴う副反応のリスクというのは十分に小さく、そのリスクをとる価値のあることだと考えられます。

こちらニューヨークでは、入居者のワクチン接種がすでに完了した介護施設で面会の制限が解除になりました。マスクを外しての面会もできるようになりました。また、そういった入居者の方がCOVIDで入院され、重症化するケースもほとんど見なくなりました。これは紛れもないワクチンの効果であろうと期待が持てる現状だと思います。これらは本当に大きな前進です。

こういったことはいずれも、ワクチンの存在なしに安全に行うことはできませんでした。

このようなことを踏まえ、私なら、自分の母が同じように基礎疾患を持っていて薬を複数内服していたとしても強くワクチンを勧めたいと思います。ただもちろん、個々に様々なご事情もあると思います。そういったご心配を、お母様のかかりつけの医師にぜひご相談いただき、改めて話をする時間を作っていただくのも大切なことではないでしょうか。

 


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