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薄毛・白髪対策は地道な頭皮ケアを!ヘアサロン発最新ヘッドスパを体験レポート

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「ケアをしているとしていないとは大違い」の髪。
中でも薄毛悩みは、毎日のお手入れ次第で未来を変えられるといいます。

でも、具体的なお手入れとは、一体どうしたらいいの?
髪のプロである美容師に聞いてみると、「頭皮環境を見直すこと」。そして「毎日のホームケアはもちろん、プロの手を借りた方がより効果的」といいます。

今回、フォーカスしたのはヘアサロンが注力しているヘッドスパ。
今やサロンのヘッドスパはメニューとして定番化していますが、エイジングケアをしたいなら、ただ気持ちいいだけの「リラクゼーション」を目的としたメニューや切れ毛など髪のトリートメントを目的としたメニューではなく、頭皮へのアプローチやサービスを高めた「ケア」を選ぶのが賢い選択なのかも。
同じヘッドスパでも、内容や頭皮のケアにかける時間などを事前にチェックしておくことも大切。

今回は頭皮に並々ならぬこだわりを持った、最新のヘッドスパのコースをレポートします。

 

前回記事
「【大人の薄毛スタイリング法】ボリュームアップで老け見え解消!簡単4つのコツ>>


体験談①
スコープで頭皮環境をチェック!
確実に髪を改善させるテクニック

 

「髪と地肌のダブルセラピー」を提供しているラ・カスタ。ヘッドスパのリピート率は80〜90%で、キャンセル待ちが出るほどの人気ぶり。さらに、このコロナ禍で本格的に髪のケアをする女性が増えたと言います。

「お客さまは40~50代の女性がメイン。白髪・白髪染め・抜け毛・毛が細くボリュームがなくなってきたという悩みを持っていらっしゃる方が多いですね」と話すのは、ラ・カスタ オフィシャル ヘッドセラピストの細川ひろ子さん。

人気は90分(現在はコロナの影響で80分コースを提供)のコースでマイクロスコープを使って頭皮チェックをおこなう丁寧なカウンセリングが特長。疲れやコリ、ストレスなどは頭皮と髪にも影響していて、そのダメージをスコープで見ることができる。
「自分の頭皮状態を見る機会がないため、驚かれる方が多いですね。側頭部がピンク色になっているのは眼精疲労、後頭部は肩コリが原因です。毛穴は皮脂が取り切れていないため、酸化して固まっている状態。かゆみとニオイの原因になります。さらに脂だから重みでぺたんとしてしまうんです」(細川さん)。

 

カウンセリング後、シャンプー前のブラッシングをおこなってから頭皮まわりの老廃物をしっかり取り除くディープクレンジングを。頭皮のマッサージからボディ(デコルテ・肩・背中)までしっかりおこない、マッサージシャンプー・ディープヘアトリートメントへ続きます。
「施術前にお客様の頭皮や髪に合ったアイテムを選びます。シャンプーは18種類、マッサージオイルは精油を頭皮の状態に合わせてブレンドしています。シャンプーはモコモコの泡でマッサージをしながら洗うんですよ」(細川さん)。

その後は、「与える」ケアを。「頭皮と毛根にアプローチするスカルプローションで栄養補給します。毛穴がきれいになった状態でスカルプローションを使うとしっかり浸透するため、クレンジングとスカルプローションのダブルケアは欠かせません」(細川さん)。
最後に頭皮の状態をもう一度、チェック。汚れも落ち、その差は一目瞭然。

 

「円形脱毛症で悩まれているお客さまがヘッドスパに通った結果、ヘアドネーションできるくらいまで髪が改善するなど、ケアの効果を実感できると思います。好きな香りのシャンプーを使用してリラックスしてスパを受ける。月に一度のご褒美ケアはおすすめです」(細川さん)。