あるあるな「未完成メール送信」を防ぐためには?


メールでよくあるミスとして、編集途中で送信ボタンを押してしまう、添付ファイルを忘れてしまう、といったものがあります。

その点、Gmailはよくできていて、送信を押して数秒間は取り消すことができます。

たとえば、「間違って送信ボタンを押してしまった!」と思ったときは「取り消し」ボタンを押して、送信を取り消せます(①)。また、本文に「添付します」という言葉があるのに、「添付ファイル」がなければ、警告を出してくれます(②)。

他人の名前を忘れる、文面途中で送信...繰り返すミスを防ぐ「科学的」アイデア5つ_img2
 

Outlookの場合も取り消すことはできますが、同じ組織内で、Microsoft ExchangeもしくはMicrosoft365のアカウントを持ち、なおかつ相手がまだメールを開いていない、という制限があります。

 

もし、外部の人へ送るメールについてミスを防ぎたいなら、メールを「1分後に送信する」という設定にしておく手もあります。メールは一度送信トレイに入ったうえで送信されますが、この設定をしておくと「送信トレイ」で送信されずに1分間残ることになります。メールのミスなどが見つかったら、1分以内に下書きトレイに移したり、その場で修正することで、ミスを防ぐことができます。

ここに書いた設定が面倒だと思う人は、ファイルを添付するメールを書くときは、先に本文を書き始めるのではなく、まず、添付をしてからメールを書き始める癖をつけることです。(飯野謙次さん)

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Outlookの「1分後に送信する」設定方法&送信時のチェックリスト
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