きれいになりたい、健康になりたい……ダイエットを始める理由は人それぞれだと思いますが、ダイエットが「楽なもの」というイメージを抱いている人はあまりいないのではないでしょうか。
100㎏近い体重があったという漫画家・市川ヒロシさんがご自身のダイエット体験をつづった『42歳・インドア漫画家 欲望のままに生きるのをやめたら、2ヶ月で12kgやせてました』には、具体的なダイエット法とともにその時々の気持ちが詳しく記されています。
ダイエットは本当に苦行なのか? 市川さんの体験から読み解いていきたいと思います。

飲んだ後は当然のごとくラーメン、ワインはボトル2本を空け、フライドチキンは6ピースを平らげてしまう……まさに欲望のままに飲み食いを繰り返していた市川さん。「生まれつき筋肉質でそこまで太って見えないから大丈夫」を免罪符にしていたのですが、外出先で自分の全身が映った鏡を偶然目にし、現実を突きつけられてしまいます。

 

その後、恋人から「出会った頃と全然違う!! 詐欺やわっ!!」ときつい一言を投げかけられ、恐る恐る体重計に乗ってみたらなんと97㎏。1年で12kgも太っていたことに焦りを感じた市川さんは、まずは軽い食事制限でのダイエットを始めます。しかし、効果を得られずに失望し、泣く泣くスポーツジムの門を叩くのでした。

 

そこは徹底した管理体制で有名なジム。2ヶ月間でー12㎏を目標に掲げた市川さんは食生活を根本から変えるよう指導され、一瞬おののきますが、糖質の低い肉類は食べても大丈夫というアドバイスに胸をなでおろします。

 

漫画のあと、次ページは「ダイエットにくじける理由あれこれ」


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©市川ヒロシ/集英社