2014年:ママとしての余裕を感じるエレガントなワンピース

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2014年4月23日、オーストラリア・ツアー中、アデレードを訪問。 ワンピース/アレキサンダー・マックイーン クラッチバッグ、靴/L.K. ベネット 写真:ロイター/アフロ

ジョージ王子を連れて初めての海外ツアーなど、母としての余裕が感じられるようになったこの年。フィット&フレアーのシルエットを中心に、エレガントなワンピースが多く見られるようになりました。
色は、パステル系から鮮やかな色まで、エリザベス女王さながら、幅広く着こなされるように。また、スカート丈も膝が隠れる丈へとシフトし、落ち着きが感じられるスタイルになっていきました。

 

2015年:シャーロット王女を出産 安定のロイヤルスタイル

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2015年9月17日、子供たちを支援する慈善団体施設を訪問。 ワンピース/ラルフローレン コレクション クラッチバッグ/マルベリー 靴/スチュワート・ワイツマン 写真:代表撮影/AP/アフロ

この年、シャーロット王女が誕生。二児の母となられ、公務と子育ての両立をされながら、ファッションも着回しをしつつ、賢くお楽しみに。
傾向としては、安定したスタイルが多く、露出が控えめでコンサバティブなデザイン、華やかな色以外にシックな色も増えました。

これは、公務に復帰された初日のキャサリン妃ですが、四ヶ月前に出産をされたとは思えないほどすっかり戻った体型に、ハウンドトゥース(千鳥格子)のシルクのシャツドレスがお似合いです。

2016年:コンサバスタイルにモードのニュアンスがプラス

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2016年9月27日、カナダ・ツアー中、ケロウナを訪問。 ワンピース/ドルチェ&ガッバーナ クラッチバッグ、靴/L.K. ベネット 写真:Shutterstock/アフロ

この頃には、英国以外のハイブランドも取り入れられるようになりました。ドルチェ&ガッバーナのそのひとつ。
キャサリン妃コーデの基本である、ボディにフィットして女性らしく流れるようなシルエットというのは変わらずですが、デザイン的に1か所、たとえばこんなパフショルダーのデザインが入ったワンピースを楽しまれるように。エレガントでありながら、モードなニュアンスがあるものがプラスされ、オシャレ度がアップしました。