他人の粗探しをやめればダークストレスは軽減できる
ダークストレスをブライトストレスに変換させるには、過剰なストレス反応をしていない平常時、つまり普段から意識的に、能動的に他者との違いを探り、そこにポジティブなラベルを貼る訓練をすることです。それは、他者の粗探しとは真逆の、他者のいいとこ探し、強み探し、ユニークネス探しです。
突如違いがやってくると、やはり防御的になりやすいですから、はじめは能動的に違いに触れ合う、探索する、見出していく必要があります。そしてその違いをポジティブにラベリングすることを繰り返し、違いが他者の魅力であり、自己を豊かにするということを学習していき、それが強く記憶痕跡化していけば、突如違いがやってきてもむしろ、ますますあなたの学びを促進してくれます。
きっとそれだけではありません。そんな目線で他者と接している人は、その相手もあなたを好きになるでしょう。普段は粗ばかり探されていた人が、いいところ、あるいは粗として扱われていたことを、むしろ素敵な個性として受け入れてくたら、うれしいでしょうし、その幸せはあなたにも返ってくるに違いありません。
まずは能動的に、ささやかな他者との違いを感知し愛でる。そして脳に違いの楽しさ、魅力を学習させることが、ブライトストレス反応を導くための重要な思考法といえるでしょう。
Comment