皇后になられてから、聡明さと語学力、ご自身のキャリアを発揮され、海外からの賓客も細やかなお心遣いでもてなされるなど、存在感と輝きを増してきた雅子さま。

 

ファッションを拝見するのも私たちにとって楽しみのひとつです。白やゴールドなど、皇后というお立場にふさわしい色から優しいパステルカラーまで、ご公務の内容に合わせた選択。伝統的な着物からエレガントなドレス、マニッシュなジャケット&パンツスタイルまで幅広い着こなし。ご成婚前のキャリア時代から変わらない雅子さまスタイルが貫かれています。

コロナ禍でご公務の形も変わる中、雅子さまは華美なアイテムを控えて今までのお召し物を着回されるなど、堅実なファッションで国民に寄り添っていらっしゃいます。そこには知性とエレガンスがバランスよく表れた、世界に通用する現代の新しい皇后像が反映されているのです。


2020年雅子さまの人気コーディネートトップ5は?>>

 

天皇皇后両陛下おそろいで、国連「水と衛生に関する諮問委員会」の満了5周年を記念したオンライン会合にご出席に。雅子さまは11月16日にも紹介した装いと同じ、ブルーのスーツにシフォンのスカーフ、アクセサリーをコーディネート。陛下も薄いブルーのシャツにネクタイで、お二人ともに水を意識されたコーディネートです。 2021年2月12日、東京都港区・赤坂御所にて。写真/宮内庁提供

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水問題をライフワークとされている陛下は冒頭に挨拶を行い、現在の水問題の状況などを当時の委員らと共有されたそうです。写真/宮内庁提供


キャプションは過去の資料をあたり、敬称・名称・地名・施設名・大会名・催し物名など、その当時のものを使用しています。

構成/片岡千晶(編集部)

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