10年後の健康を支えるのは継続性


このように強度の違いを考えることも重要ですが、何より大切なのは継続性です。「継続こそ力なり」ですので、自分が楽しめる、自分に続けられるものを選ぶという視点が、運動の種類の選択においては非常に重要です。

さて、ここまでの話で「運動は良薬」、そして「運動は0より1」ということがお分かりいただけたのではないかと思います。また、運動の選び方は好きなものでいいということもお伝えしました。

ウォーキングなら毎日20分強、運動習慣が健康寿命を延ばす_img0
 

なかなか継続は難しいものですが、日々行う歯磨きや洗顔のように、一度「習慣化」してしまえば、やらない方が気持ち悪くなります。

 

はじめる時には、「面倒臭い」という気持ちになってしまいがちですが、これを機に一歩を踏み出してみてください。それが5年後、10年後の自分を助ける決断になると思います。

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構成/中川明紀
写真/shutterstock


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