ステイホームにより、ふたたび火がついたと言われる韓国ドラマブーム。
韓国ドラマを見ていると、不思議と“韓国料理が食べたくて仕方ない”症状に陥りませんか？
この記事では韓国料理研究家でもあるライター・小澤サチエが、自宅で簡単に再現できるオリジナルレシピを紹介します。
前編はこちら
40歳超えても、恋はできる。アラフォー女に希望をくれた韓国ドラマ「愛の不時着」の底力＞＞
「愛の不時着」の世界にもっと浸れる！韓国料理レシピ
記事の前編でご紹介した、最近またブームが再燃していると言われる韓国ドラマ「愛の不時着」。
そんな「愛の不時着」をキッカケに人気が出た“食べ物”があるのですが、何だかおわかりでしょうか？
それは「韓国チキン」。
「愛の不時着」のスポンサーとして、韓国でチェーン展開するフライドチキン専門店「オリーブチキン」が起用されていたこともあって、物語中盤以降のソウル編ではかなりの頻度でチキンが出てきました。北朝鮮から来た登場人物がチキン屋さんでバイトをするシーンも、コミカルで面白かったですよね。
「なぜ韓国でフライドチキン？」と思った人もいるかもしれませんが、韓国旅行をしたことがある人ならわかるはずです。韓国では街のいたるところに「チキン屋さん」があり、実際韓国の人はフライドチキンを本当によく食べるのです。
そしてこのドラマを見ながら、無性にフライドチキンとビールが食べたくなったのは、私だけじゃないはず。ちなみに韓国では、「チメク（チキン＆メクチュ＝ビール）」という略語もあるほど、この組み合わせが愛されています。
日本だと以前は、新大久保など韓国料理店に行かなければ韓国チキンはなかなか食べられませんでした。しかしコロナ禍でのデリバリーの普及によって、韓国チキンの専門店が増え、フライドチキンを甘辛いコチュジャンだれで味付けした「ヤンニョムチキン」などの知名度が一気に向上したのです。
今回は、おうちで簡単に作れるヤンニョムチキンのレシピをご紹介。そして一緒に載せているのが、韓国チキンと必ずセットで出てくる「大根の酢漬け」。これがあるとサッパリして、永遠にチキンが食べられてしまうという不思議な付け合わせです。
ぜひ家庭で作って、「愛の不時着」を見ながら食べてください。そしてドラマの世界にどっぷりハマっていただきたいです！
＜絶品！甘辛ヤンニョムチキンのレシピ＞
材料（2〜3人前）
鶏の手羽元 500g
☆塩 小さじ1
☆料理酒 大さじ2
☆コショウ 少々
唐辛子の粉（できれば細挽き） 小さじ1
片栗粉 大さじ5
くだいたナッツ 適量
★コチュジャン 大さじ1.5
★ケチャップ 大さじ1
★砂糖 大さじ1
★はちみつ 大さじ1/2
★しょうゆ 小さじ1
★コショウ 少々
★水 大さじ2
おろしニンニク 小さじ1/2
※ はちみつは、本来は韓国水飴大さじ1を使用します。日本の水飴は使わないでください。
※ 手羽元だけでなく、骨なしのモモ肉を混ぜてもOKです。その場合は大きめのぶつ切りにしてください。
作り方
① 手羽元は骨に沿って、包丁で切り込みを2〜3箇所入れる。
② 鶏肉に☆をよくもみ込んでおく。しばらく経ったら、水分を除いて、細挽き粉唐辛子小さじ1を鶏肉と合わせて全体が色づくようによく混ぜる
③ 鶏肉に片栗粉を加えて衣をつけ、揚げ油を用意して、鶏肉をきつね色に揚げる。揚げた鶏肉は取り出して油を切っておく。
④ ヤンニョム（合わせ調味料）を作る。小さいボールに★を入れ、よく混ぜる。
⑤ フライパンに油大さじ1を引き、おろしニンニク小さじ1/2を入れて火にかける。煮立ったらザッと混ぜ、③のヤンニョムを入れてよく混ぜながら手早く炒め、火を止める。
⑥ ③の揚げたチキンを⑤のフライパンに加えて、ヤンニョムを全体にからめる。
⑦ お皿に盛ったら、くだいたナッツをまぶして完成。
＜大根の酢漬けの作り方＞
大根200gを2cm角くらいの角切りにする。塩小さじ1、砂糖とお酢それぞれ大さじ2、（あれば三ツ矢サイダー大さじ1）を入れてよく混ぜる。数時間つけておく。
前編はこちら
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