短めショートでも「パーマがかかっているといろんなアレンジが楽しめますよ」と美容師さん。ウェットからふわふわまで理想の仕上がり別のヘアセットのやり方とおすすめのスタイリング剤をご紹介します。髪型研究員・バタやんのヘアセットがうまくできるようになるコツもお伝えします。
パーマをかけて2週間ほど経ち、自分でも見慣れて扱い慣れてきました。
アレンジ1 つやつやカールのウェットヘアに
以前の記事で、湿気によるうねりが気になる方は、いつもよりしっかりめにドライヤーをかけて乾かすのがポイントです、とご紹介しました。
パーマのカール感を強調したいときは逆で「生乾きサイコー」です。髪は濡れているほうがカールが出るので、湿った状態でスタイリングを終わらせるのがポイント。
寝起きからのスタイリング手順としては
1.根元から毛先まで水スプレーでたっぷり濡らしてから、根元を中心に立ち上げるように乾かします。(寝癖で後頭部やつむじがぺたっとつぶれていると、切ない婦人の後ろ姿に……)。つぶれがちな根元・つむじにドライヤーの風を入れてしっかり立ち上げておきます。
2.根元以外の部分は乾かさなくてOK。パサつきが気になるようなら、この半濡れの状態でオイルやアウトバストリートメントを馴染ませます。
3.続いてスタイリング剤を揉み込むように馴染ませます。まだ湿っていてもドライヤーはあてず、自然乾燥でOKです。
ここで2つ目のスタイリング豆知識を。スタイリング剤で一番水分量が多いのはフォーム(ムース)なんです。カールヘアをウェットに仕上げたいならフォームタイプ。ひと昔前のソバージュヘアのようにチリチリに固めないスタイルが今は主流なので、乾いても固まらないタイプのフォーム剤がほとんど。ほどよく濡れたようなツヤ感が出ます。
さらに少し形状をキープしたいなら、最後にバームタイプのスタイリング剤を指につけて整えます。
<使ったアイテム>
基本のクルクルウェットスタイルをマスターしたところで、次は“かごめ風”(『大豆田とわこ』のね)オシャレふわふわパーマになってみたい。理想は高く!やってみましょう。
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