7月1日は、ダイアナ元妃のお誕生日。ご存命であれば、60歳を迎えられていました。
そんな節目となる記念日に、兼ねてから企画をされていたダイアナ元妃の銅像の除幕式が行われます。
ウィリアム王子と、フィリップ殿下の葬儀以来、再び英国に帰国されたハリー王子を筆頭に、ダイアナ元妃のご家族や銅像製作に関わった人々が出席し、プリンセスを偲び、生前の功績に敬意を示されることでしょう。

それに先駆けて、ダイアナ元妃が生前、愛するお子様たち、ウィリアム王子&ハリー王子に示し、導いてこられた、自由奔放で革新派なダイアナ元妃流の子育てや、愛情に溢れた母の想いをお伝えします。

国民のプリンセスと称されただけでなく、世界中の人びとから愛された、ダイアナ元妃の理由がわかるでしょう。

 


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未来の君主として初! 民間のナーサリーに入学

1989年9月11日。ハリー王子の初登園日。ダイアナ元妃がお二人の王子とご一緒に、ロンドン、ウェザービー校へ。写真:Shutterstock/アフロ

エリザベス女王や、当時上流階級の子女・子息といえば、自宅にて家庭教師から教育を受けることが当たり前な時代。そんな慣習を打ち破り、初めて民間のスクールへ通われたロイヤルメンバーがチャールズ皇太子。私立校ヒルハウスに8歳から入学されました。
更なる世代、ウィリアム王子は、さらに幼い3歳からナーサリー(幼稚園)で一般の子供達と共に学ばれた初めてのプリンス。学校選びには、子供好きで幼稚園でパートタイム勤務をされていたダイアナ元妃のご意思が強く反映され、モンテッソーリ教育が取り入れられた、ジェーン・マイナーズ・ナーサリーや、ウェザービー校にお二人の王子を通わせられました。

できる限り、ご自身で送り迎えをされていたことも、プリンセスとしては異例のことでした。

子供達を遊園地へ。家族で一緒に楽しむダイアナ元妃

1993年4月13日、イングランド南東部サリーにあるテーマパーク、ソープ・パーク・リゾートにて。写真:Shutterstock/アフロ

王室の皆様のバカンスといえばスキーが恒例でしたが、ダイアナ元妃はお子様たちを様々な場所にお連れになりました。

例えばこの時も、ロンドン近郊の遊園地ソープパークで、きちんと列に並ばせた上で、コーヒーカップや丸太のボートに乗って滑り降りる、いわゆるスプラッシュマウンテンのような乗り物も皆様でお楽しみに。もちろん、思いっきり水しぶきを浴びてこの笑顔です。
また、本家ディズニーランドにもお子様たちを連れて行かれたとも。

私たち同様に、子供達が喜ぶ場所で、同じように楽しい経験をさせてあげたいというお気持ちが伺えます。