スタイリスト、ミモレコンセプトディレクターの大草直子が着こなしのアイデアや日々の思いを綴ります。

かかとは間違いなく末端だけれど、くちびるや髪の結び目が末端かはさておいて、こうした、主役じゃない部分が美しい人は、きれいだなあ、と思います。自分の細部にまで興味がある、愛を行きわたらせることができる――ということだから! 顔の肌やデコルテの艶っぽさ、みたいなわかりやすいパートも大事ですが、末端美容、専用のアイテムを備えていること、大事だと思います。

 

たとえばくちびる。何を試しても改善しなかった、くちびるのかさつき、この2アイテムで解決しました。洗面台、ヨガバッグ、ベッドサイドなど、何か所かにおいて、気づいたらすぐに使えるようにしています。この原稿を書いているとき(ウィンドウズ派です♡)も、近くに置いている、TAKAMIのタカミリップ。保湿や荒れを防止してくれるだけではなく、エイジングケア(ふっくら感や透明感)にも効果あり♡ 本当にこれに出会ってから、大分改善しました。そして、te luceのリップバーム。酸化しづらいホホバオイルやハチミツ、ミツロウなどを配合。ティーツリーの精油も入っているので、鼻に近いくちびるに使うと、気分が一気に晴れます。優しくマッサージするようにしてつけたり、お風呂に入るときにたっぷり塗ってサランラップでパックしたりも。残ったものは爪にもつけたりできるので、これまた作業中、気分転換に。

そしてかかと! かかとはね、絶対にこのパック。エオラ フットパックBE。ソックスの形のパックなので、テレビを観ながら、寝ながら、家事をしながら使えるのが良い! 通っているネイルサロンで紹介されたのですが、これ劇的に効きますよ。普段は、1週間に1度は軽石で軽くこすって、1か月に1度パック――くらいの頻度です。1回分1包なので、婦人会のお土産にすると、とても喜ばれます!

そして髪の結び目から毛先ね。もちろん顔周りや後頭部も大切なんだけれど、髪をきゅっと縛ったとき、その毛先に艶があって、「手をかけてもらっている感」があると、それだけで、きれいな無造作になる気がします。毛先に使うのは、これもバームタイプのワックス。オイルよりバームタイプのほうが、毛束感が出るし、指から流れないから使いやすい♡ 最近のお気に入りはヴェレダのヘアワックスです。シトラスの香りが爽やかなオーガニックワックスだから、使い終わったワックスは、デコルテなどにもつけちゃいます。小さい容器だから、持ち運びにも便利。(いつも思っていたけれど、ワックスジャー、大きすぎやしません? 絶対に使いきれない)

という感じのラインナップでした♡ 全部きれい、は難しいけれど、末端だけでもきれいにしておくと、きれいな印象になれる!

大草 直子

ヘアメイクさん使用率も高い、タカミリップ。チューブ式だから、指が汚れないのも◎。
夏はかなり柔らかくなるバームタイプ。手のひらではなく、指先にとって毛束につけて使います。
温泉宿でのスペシャルケアにもおすすめ♡

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