こんにちは。フードジャーナリストの中田ぷうです。ワクチン接種も始まりましたが、まだまだ新型コロナウイルスに振り回される日々……。でも“家時間”が増えたせいで今、おしゃれだったりかわいい缶に入ったお菓子の人気が再燃しています。食べ終わったあとのお楽しみもある“お菓子の缶”。3歳の頃からお菓子の缶の魅力に取り付かれた私が、最新の注目缶をご紹介します。

 


もはや芸術品レベル「ラ・サブレジエンヌ」のサブレ缶

【ラ・サブレジエンヌ】「ラ・フレーシュ動物園」¥2700(税込み)/シャルマングルマン ※フランスでは8月31日まで販売の限定デザインのため、在庫がなくなり次第終了。

フランスのサブレブランド「ラ・サブレジエンヌ」。ここの缶はフランスの美学とエスプリが詰まっており、もはや芸術品として鑑賞できるほど美しい缶がそろいます。そんな中、今夏イチオシなのが、フランスに実在する「ラ・フレーシュ動物園」をモチーフにしたエキゾチックな缶。
「ラ・フレーシュ動物園」は「ラ・サブレジエンヌ」発祥の地、ロワール地方にある小さな町、ラ・フレーシュに1946年からある動物園。園内には動物を眺めながら眠りにつくことができるロッジも点在し、フランスでも話題の動物園です。
日本の動物園をモチーフにしたクッキー缶というと、どうしても“かわいい”に傾きがちですが、さすがフランス。大人の美学を貫いたデザイン。
中にはバターをたっぷりと使ったサブレが入っています。

そしてこちらも同じ「ラ・サブレジエンヌ」のエキゾチックな缶。南国を思わせるデザインが夏のギフトに最適です。こちらピンクのバージョンもあるので、ぜひオンラインショップをのぞいてみてください。
缶に大きくプリントされた「1670」は、“サブレの生みの親”であるサブレ公爵夫人が1670年に作り上げたオリジナルレシピを忠実に再現したシリーズ。通常のサブレ(上記の「ラ・フレーシュ動物園」)に比べ、さらにしっとりとした食感となめらかな口どけを持ちます。ピュアバター、チョコチップ、チョコレートの3種のフレーバーが入ったアソート缶です。

 
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