耳にすることも多くなったフェムテック市場の活性とともに、女性をとりまく生理の環境も少しずつオープンになり、考える機会が増えていています。
その代表ともいえるアイテムが吸収性サニタリーショーツ。今回、満を持して登場したのがユニクロです。開発内容やこだわりポイントを深掘りしてみました！
ミモレ編集部 片岡（以下、片岡）：ついにユニクロから吸収性サニタリーショーツが登場しましたね。
長谷川真弓（以下、長谷川）：ですね。9月20日に全国発売された「エアリズム 吸水サニタリーショーツ」。8月下旬に「ユニクロからも出るらしい」と情報はキャッチしていましたが、とうとうですね！
片岡：フェムテック市場の盛り上がりはミモレでも度々紹介していたけど、それぞれのブランドの機能性を重視した実験レポート記事は、私たちが思っていた以上に反響が高く、逆に驚いたくらい。
長谷川：それぞれに良さがあったから「おすすめはコレ！」とひとつに決められないんですよね。でも、どうせ使うなら自分のニーズに合った、使い勝手の良いモノを選びたい（笑）。
片岡：そうですね。機能も使い心地も、そして価格の面でも。ユニクロが参戦することで認知も高まるし、市場も加速していくでしょうね。
ユニクロといえば「エアリズム」
サニタリーショーツとの相性は？
長谷川：手元に届いたショーツを触った感想は「薄い！」。日常に使用しているショーツと変わらず、ゴワつきがないことに驚きました。
片岡：確かに。もっているエアリズムのショーツと間違えるくらい。ユニクロも開発する際に「普段の日と変わらず過ごせる穿き心地」と「しっかりとした吸水構造を持ちつつ、できるだけ薄くボトムスにアタリの出ないフラットなショーツ」にこだわったそうです。
長谷川：出すならエアリズムしかないと思っていました。薄くてフラットで伸びる素材。でこぼこした縫い目の出ないシームレス仕様はサニタリーショーツとの相性もバッチリだし。素材（生地）候補は早い段階からエアリズムで検討を始めていたというのも納得。
片岡：ムレ対策にもいいですよね。で、肝心な吸収量についても確かめたくて、早速試しました！
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