服で隠せない上半身にボリュームが出やすく、体の厚みも相まって、余計に太って見えやすい骨格診断ストレートタイプ。16年前に骨格診断アナリストになった、ぽっちゃり体型のファッションエディターが、おすすめのコーディネートを紹介します。
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今流行りのジレやスリーブレスコートは、骨格診断ストレートタイプの心強い味方に
骨格診断ストレートタイプに似合うのはIラインの着こなし。そんなIラインを簡単につくってくれるジレやスリーブレスコートは、今季のトレンドアイテムでもあるので、絶極的に頼るのがおすすめです。
ジレやコートが体の厚みや、ボリュームが出やすいお腹周りをカバーしてくれる効果も。
ただ、二の腕が外に張り出しやすいので、ジレやショートスリーブコートを選ぶときは、肩ぐりのラインが内に入りすぎていないものを選ぶのが正解。
赤のラインのように内に入った肩ぐりでは、二の腕の張りが悪目立ちしてしまいます。
配色は黒×白のコントラストの強い組み合わせに。骨格診断ストレートタイプは、曖昧カラーでまとめるソフトな配色よりも、メリハリのある配色のほうが似合い、すっきり見えます。
ちなみに、骨格診断ストレートタイプにはVネックがおすすめという話は有名ですが、実はクルーネックも似合います。なぜなら、ストレートタイプは、ベーシックなアイテム、正統派なアイテムが得意だからです。
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コットン素材のハリのあるシャツは骨格診断ストレートタイプにぜひ取り入れてほしいアイテム
体のボリュームや肉感をカモフラージュしてくれるのがコットンのシャツです。自分の骨格タイプがストレートだと知ってから16年間、いちばん頼りにしています。
パンツはエコレザー素材。高級感のある素材が似合うストレートタイプですが、最近のエコレザータイプは一見リアルレザーと区別がつかないくらい上手にできているのでOKです。
羽織っているジャケットのツイード素材は本来、骨格診断ウェーブタイプに似合うのですが、今季はトレンドなので、取り入れたい。そんなときは、ベーシックなGジャンタイプにするなど、どこかにストレートタイプらしさを感じるアイテムをセレクトすればいいんです。「自分の骨格タイプに合うものだけしか絶対に取り入れないんだ!」と決めてしまうと、おしゃれが楽しくなくなってしまうので、個人的には「絶対に似合わないと思うものだけ避ける」くらいでいいと思います。
ちなみにストレートタイプかつぽっちゃり体型の私が「絶対に似合わないから避けたい」と思っているアイテムは、タイトなリブニット、柔らかなふわっとした素材のギャザースカート、デコルテ周りにポイントがあるブラウスです。
骨格診断ストレートタイプは、シンプルな引き算ファッションが似合う
こちらは先程のコーディネートのジャケットを脱いだところ。
コーディネートは一般的に、重ね着したり、小物を足したり、足し算をしていくことで盛り上がっておしゃれに見えることが多いのですが、骨格診断ストレートタイプは、シンプルであればシンプルであるほどハマるんです。
最近買ったお気に入りのツイードジャケットを着たくてコーディネートを考えていましたが、正直なところ、ミニマムにシャツ×パンツだけのほうがしっくりくるなと自分でも感じてしまいました……。
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