生理不順をすごくストレスフルに
感じている人もいますが、
ある程度ファジーにとらえてもいい
生理が前の月より1週間遅れたり、1か月経っていないのにもう生理が来たり。こんなふうに生理周期がバラつくと、〝生理不順だな〟とか〝ホルモンバランスが乱れているのかも〟などと、不安に思う人が多いと思います。
でも実は、医学的には、生理周期は、生理が始まった日から、次の生理が始まった前の日までの間隔が25〜38日であれば、正常とされています。
つまり、この期間の中で生理が来る日にちがずれても、正常と言えるんです。
意外と幅が広いと思いませんか?
〝生理は毎月同じ日にくるのが正常〟と思い込んでいる女性は少なくなく、数日ずれただけでも、生理不順だと気に病む人も多いですが、暦でも1か月が28日の月もあれば、31日の月もあるのですから、毎月バッチリ同じ日に来るほうがレアなケースとも言えます。
このように、生理周期にはある程度ずれがあるものと知っておくだけでも、不安が解消されるのではないでしょうか。
生理不順でも必ずしも体に異常があるわけではない
生理不順は、生理がこの正常の範囲より早く来たり、遅く来たりする場合のことで、早く来る場合を「頻発月経」、遅く来る場合を「稀発月経」と言います。
ただし、生理不順だからと言って、体に異常があるのかと言うと、必ずしもそうではありません。
排卵がまだ安定していない10代の頃や、閉経前には生理周期がバラつきやすく、これは誰にでも起こりうることです。
また、ストレスがあると、一時的に生理が遅れることもあり、翌月にまたちゃんと来たなら過剰に心配する必要はありません。
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