東京ディズニーランド新エリアオープン1周年!
約3年もの月日をかけて行われた工事を経て、東京ディズニーランドに2020年9月28日に誕生した大規模開発エリア。オープンから約1年が経ちましたが、その人気はとどまる所を知りません!
発売されたばかりの『東京ディズニーランド パーフェクトガイドブック 2021-2022』では、この新エリアの見どころを大特集!今回はこのガイドブックから、新エリアの中でも抜群の人気を誇る、『美女と野獣』をテーマにしたエリアのとっておきの楽しみ方を、ガイドブック取材班が厳選してご紹介します。
【美女と野獣エリアへは、トゥーンタウン側の入り口から!】
『美女と野獣』をテーマにしたエリアは、トゥモローランド側とトゥーンタウン側から入ることができます。エントランスに近いトゥモローランド側からアクセスしたいところですが、実はおすすめはトゥーンタウン側。なぜなら、より映画の世界に入り込んだような体験が楽しめるからです。
トゥーンタウンからエリアへ入ると、目の前には『美女と野獣』に登場するディズニー・プリンセスのベルの住む村が。ここから奥に見えるエリアのシンボルである「美女と野獣の城」へ歩いていくと、少しずつ木が多くなり、木の背も高くなってきます。
この演出により、お城に向かって歩いているだけで、映画の世界へ入り込んだような体験が楽しめるのです。
「美女と野獣の城」へ向かう道のりには、他にも映画の世界へ誘う仕掛けがいっぱい。ベルの父親で発明家のモーリスが森の中で道に迷ってしまうきっかけとなった標識や、モーリスが野獣に乗せられた馬車など、映画ファンならニヤリとしてしまう小物があちこちに。
そのほかにも、ベルがモーリスと暮らす家や、ガストンの噴水など、エリア内には見どころがいっぱい用意されています。身につけグッズを買って、ベルやガストン、野獣になりきって、記念撮影を楽しむのがオススメです。
【映画の世界そのまま! アトラクションの細かい仕掛けに感激!】
深い森の中にそびえ立つ高さ約30mの「美女と野獣の城」。このお城こそが、新エリアに誕生した大注目の大型アトラクション「美女と野獣“魔法のものがたり”」の舞台です。
ゲストはディズニー映画『美女と野獣』の名曲に合わせて、踊るように動く魔法のカップに乗って映画の名シーンを巡っていきます。
注目は、超リアルなオーディオ・アニマトロニクスのベルと野獣。滑らかな動きや驚きの演出で、思わず目を奪われてしまうシーンが次々と展開されます。中でも、ラストシーンの演出にはビックリ! ぜひ、この驚きの演出は自分の目で確かめてください。
ほかにも、ボールルームのテラスで寄り添うベルと野獣や晩餐会のシーンでゼリーの中に入ってしまったコグスワースなど、劇中の名シーン&迷シーンがアトラクションのあちこちに。
なかには、アトラクション乗り場までの道のりにある鍵掛けに“西の塔”の鍵だけがなく、野獣の爪痕だけ残されているという細かい仕掛けも。
このような映画のワンシーンを彷彿とさせるものから、映画をオマージュしたプロップスなど、入り口から出口に至るまで見どころが散りばめられているのです。一度乗っただけでは全て見きれません。
この「美女と野獣“魔法のものがたり”」は、東京ディズニーリゾートに新たに導入された新システム「スタンバイパス」対象のアトラクション。
「スタンバイパス」とは、指定の時間にアトラクションに並んだり、施設を利用することができるシステムです。人気アトラクションの場合は、「スタンバイパス」を取得しないと体験できないことも多いので、パークに入ったら、最初に東京ディズニーリゾート・アプリで「美女と野獣“魔法のものがたり”」のスタンバイパスを取得することをオススメします!
【映画『美女と野獣』を観てからいくと、楽しさ倍増!】
ほかにも『美女と野獣』をテーマにしたエリアには、「あ、あのシーンのあれだ!」と口に出したくなるプロップスが盛りだくさん。
ガストンの酒場をイメージしたレストラン「ラ・タベルヌ・ド・ガストン」には、ガストンの肖像画やハンティングトロフィーの数々が。ほかにもガストンと子分のル・フウが対決した形跡のあるダーツのプロップスなどが飾られています。
『美女と野獣』グッズが購入できるショップ「ビレッジショップス」には、ページの端が切れている本が。実は、これは映画の冒頭でベルが読んでいた、ヒツジがかじった本なんです。
このように映画を観てから遊びに行けば、「これはあのシーンのやつだ!」、「これはあのシーンのオマージュ?」など、いろいろな発見があるハズ。ぜひ、映画をチェックしてから、遊びに行ってみてください。
もちろん、帰ってきてから映画を観ても「あ、東京ディズニーランドで観たやつだ!」とうれしくなるハズですよ!
新エリアにはほかにも、ミニーマウスと会えるグリーティング施設「ミニーのスタイルスタジオ」やポップコーン専門店「ビッグポップ」など、東京ディズニーランド初の施設がいっぱい! さらには、世界のディズニーテーマパーク初となるベイマックスをテーマにした施設(アトラクション)「ベイマックスのハッピーライド」も誕生しました。
また、新エリア内に誕生した東京ディズニーランド初の本格屋内シアター「ファンタジーランド・フォレストシアター」で公演されている「ミッキーのマジカルミュージックワールド」は必見!
ダイナミックに変化する舞台装置や色鮮やかなプロジェクションマッピングを駆使して展開されるオリジナルショーで、次々と登場するディズニーキャラクターやディズニー音楽に心踊ること必至です。
まだまだ語り足りない、『美女と野獣』をはじめとした新エリアの魅力。約2年ぶりに発売されたガイドブックの決定版「東京ディズニーランド パーフェクトガイドブック2021-2022」では、大規模開発エリアを12ページにわたり大特集しています。
チェックすれば、あなたも新エリアマスター間違いなし! 他にも全42のアトラクションをはじめ、レストラン、ショー&パレード、グッズなどの基本情報が分かりやすくまとめられているほか、キャストからのオススメコメントや、月刊「ディズニーファン」読者の声を集めた読み応え抜群のコラムもたっぷり。
プラン作りやパークで使える、東京ディズニーランドの”便利マップ”とミッキー&ミニーのスペシャルポストカードが、2大とじ込み企画としてついているのも見逃せません。ぜひ、本書を熟読して新しい東京ディズニーランドを満喫しに行ってください。
『東京ディズニーランド パーフェクトガイドブック 2021-2022』
東京ディズニーランドの魅力を凝縮した完全ガイドの最新版。
巻頭では、2021年にスタートしたエンターテイメント「ミッキーのマジカルミュージックワールド」をはじめ、新エリアの見どころを大特集! もちろんエンターテイメントやキャラクターグリーティング、アトラクション、レストラン、ショップ&グッズなど、すべてのジャンルを網羅した、ゲスト必携の一冊になっています。切りはなしてパークで使えるビッグな便利マップ、ミッキーとミニーのポストカードつき!
文/宮澤祐介
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