モデルとして、テレビ出演やラジオパーソナリティとしても活躍中の浜島直子さん、愛称“はまじ”。彼女がファッション、ビューティ、ライフスタイル、さまざまなジャンルで新しい自分を発見していく連載です。

 


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着心地のいいシンプルカジュアルに、大振りのイヤリングや印象的なリングをひとつ。それがモデルはまじの定番。さりげない彼女のスタイルに共感し、ご自身も年齢を重ね、よりジュエリーの魅力や奥深さに引き込まれているというスタイリスト福田麻琴さん。そんなふたりが「大人になった今だからこそ日常の中にジュエリーを」をテーマに選び抜いたアイテムとコーディネート術を紹介します。

実際につけたら「可愛いな」から「欲しい!」に変わりました


第3回目はヴァン クリーフ&アーペルの「スウィート アルハンブラ」。2007年に誕生したコレクションで、メゾンのアイコンとして50年以上にわたって愛される「アルハンブラ」をミニサイズで表現したもの。その可愛らしいサイズ感と赤いハートモチーフが今また心に響く理由をはまじと福田麻琴さんが語り合います。

スウィート アルハンブラ ハート ペンダント(RG×カーネリアン)¥194700、スウィート アルハンブラ ハート ブレスレット(RG×カーネリアン)¥177100/ヴァン クリーフ&アーペル(ヴァン クリーフ&アーペル ル デスク) シャツ¥24200/プラージュ(プラージュ 代官山店)

麻琴:今、いちばん気になっているもののひとつがヴァン クリーフ&アーペルのアルハンブラ。中でもスウィート アルハンブラの赤いハートモチーフにすっかり心を奪われております。以前は赤で、しかもハートは、ちょっとこそばゆい気持ちがあったんだけれど、今は可愛くて可愛くて……。

はまじ:年齢を重ねて、素直に可愛いと思えるようになったからなのかなあ。でも、確かに大人の女性がつける赤いハートはとってもチャーミング! 憧れの先輩女性がつけているのを見て、いつも可愛いなと思っていたんだ。

麻琴:そうだね、素直に可愛いものは可愛いと思えるようになったからなのかな。30代は自分のスタイルを確立しようと頑張っていた時期で、可愛いよりもかっこいいを求めていたのかもしれない。今は自分のスタイルが見えてきて、可愛いもかっこいいもどちらも素直にいいと思えるようになったんだろうなあ。

はまじ:素直な気持ちでいられるっていいよね。赤いハートといえば、子どもの頃のクリスマスプレゼントで、小学生だった姉がおもちゃの赤いハートのペンダントをもらっていたのが羨ましくて。母から「直も小学生になったらね」と言われたまま、なんとなくうやむやになって、結局赤いハートが私のところに来ることはなかったの。もう、自分で買いなはれってことね(笑)。

 
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