「キャリアと人生」カテゴリーを作りますと宣言し、過去のキャリア関連記事のお引越しを終え、最近では少しずつ新規の記事も増えてきました。
まだまだこれから増えていきますが、今すでに公開されている連載をご紹介しますね。
ほかにも、「経済的自立のためのキャリア」や「職務経歴書の添削記事」など、いくつか新連載を控えています。こんなことを取り上げてほしいというご要望があれば、コメント欄に書いてくださいね。
そしてそして。Warisの田中美和さんとWantedlyでセミナーをさせていただくことになりました。Wantedlyは採用サイトなので、将来ミモレのキャリア事業を担っていただける人材を探す側面もありますが、どなたでもご参加いただけます。
2021年12月15日オンライン開催
Waris共同代表田中美和 × mi-mollet編集長川良咲子
キャリアって何? 女性の自律的なキャリア形成のためにメディアができること
どこで職業紹介を受けるとかいうことよりもずっと手前で、自分の道を見つけることに対して心理的なハードルがものすごくあるんだということを感じているので、ミモレがまず取り組むべきはそこかなと思っています。だから、いわゆるキャリアアップセミナーとは全く違うものになる予定です。
田中さんご自身も「日経ウーマン」の編集記者だったご経歴の持ち主なので、お話ししながら何か大きなヒントが得られる気がしています⋯⋯ !
最後に、今月田中さんが書いてくださったコラムを引用しますね。
ミモレが思うキャリアはまさにこういうことです。
皆さんがこれまで歩んできた道を肯定し、今の自分を認め、未来の道に気づけるような手助けをミモレが担うことができたら。コンテンツの提供はもちろん、事業展開も含めて模索していきたいと思っています。
キャリアと聞くと、ともするとものすごくキラキラした仕事経験を重ねていて、報酬も肩書きも素晴らしくて……そんな人物像を思い描く人が少なくないのではないでしょうか。上へ上へとのぼりつめていくようなイメージです。
でも「キャリア」って、本来的には決してそういう意味ではないんです。キャリアの語源は、ラテン語だと言われています。もともとは、荷馬車や四輪の荷車の通り道、轍(わだち)を意味する言葉で、それが転じて、人の足跡・経路・遍歴を意味するようになりました(※1)。つまり、キャリアという言葉には、人の経歴や人生全体をあらわすような意味があるのです。100人いれば100通りのキャリアがあって当たり前。キャリア構築理論の第一人者であるサビカスは「キャリアにアップもダウンもない」と表現しています(※2)。
私自身、キャリアとは、その人が生きる上で経験してきたすべてのこと、そして、これからどう生きるかを仕事を軸に考えることだととらえています。その意味で無駄なことなんてなにひとつない。すべてが今につながっているし、振り返ればたどってきた道(=キャリア)がある。そして今、この瞬間に行動していることが未来のキャリアにつながっていきます。
ーー田中美和「キャリアとは、あなたが経験してきたこと全部。悩めるすべての女性たちに贈る、これからのキャリア論」(2021年11月14日公開)
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