渾身のブログやレビュー記事をアップしたのに、思ったより反応がないと落ち込みますよね。反応が可視化されやすいSNSやネット記事は、公開したらできれば何らかリアクションを得たいもの。今日は、そんな読み手の反応を得たいときの文章の書き方のポイントを解説します。

「みなまで言うな作戦」で反応の余白をつくる。読み手を信じて委ねて【WEB文章術】_img0
 


書き手の期待と読み手のリアクションのギャップ


オンラインコミュニティ〔ミモレ編集室〕で、私は毎月「編集・ライティング講座」の講師を担当しています。参加者の方へ文章にまつわる相談を募ったところ、

”もっと共感してもらえると思って書いたのに、思ったほどコメントがつかなかった”

”自分では気に入っているブログがあまり読まれなかった”

”つい自分語りが多くなってしまう。もっとみなさんに読んでよかったと言われる文章を書きたい”

といったお悩みが多く寄せられました。

 

いいねボタンやコメント欄など、読み手のリアクションが可視化されやすいブログやSNSでは、書いた自分の期待と読み手の反応のギャップを実感しやすいからかもしれませんね。
 

「みなまで言うな作戦」で反応の余白をつくる。読み手を信じて委ねて【WEB文章術】_img1
 

私は「目に見える反響が評価のすべてではない」と思っています。これについては後述します。でも、思ったようなリアクションがないと書くモチベーションが続かないのもたしか。

反応を得たいときに試してみてほしい「みなまで言うな作戦」をご紹介します。

 
  • 1
  • 2