「月星座」にスイッチが入ると自分の本質とつながれる?


―mi-molletでも、小川さんの暮らし回りに関する記事はとても反響があります。
小川さんの太陽星座・獅子座は、まさに華やかなファッションエディターを想像させます。そこから、月星座・蟹座の家庭的な生き方へとライフシフトされたのですね。でもむしろ、月星座・蟹座にスイッチが入ったことで、太陽星座・獅子座が持つオンリーワンとして輝く個性やクリエイティブな活動も自然ときらめき始めたように見えます。

そうですね。結婚、出産をして郊外に引っ越し、夫も在宅ワーカーで、私も家で仕事をして、マイペースに本をつくるスタイルに、何年もかけてシフトしてきました。ただかなり田舎へと引っ込んだ感覚も抱えていたので、月星座蟹座は、家でやることが活躍につながると読んで知ったときは、「これまでの選択は間違ってなかった」と、自信につながり希望が見えました。同時に、私たちが向いている方向が風の時代や、月の本質に合っていると思えて……扉が開いた感じでした。

 

ムーンパワーで夫婦和合、五感もさえてきた


―小川さんの変化をご家族はどう思われていますか?

夫(イラストレーター・ライター小池高弘さん)は、すごく面白がってくれていて(笑)。私たちはなんでも二人で話し合って決めるのですが、夫との関係も変化している気がします。夫の太陽星座は私と同じ獅子座で、月星座は山羊座です。どちらかというと、これまでは私がリアリストで、夫の方が感性豊かな乙女系の“繊細さん”だと思っていたんです。7年前に亡くなった父のために、毎朝、お線香をあげて手を合わせていますし。

―山羊座は、古い伝統、和の分化に触れることが開運になります。お線香をあげるのもその象徴ですね。また着実に努力する現実派ですね。

そうなんですよね。もともとスピリチュアルな世界も好きなようですが、家のリノベーションなど、大きな家計が動くときは、夫の方が、打合せや交渉が得意だと、意外な本質を知ることができました。
私が、月星座で部屋をクリアリングし、五感や直感の大切さを感じて、感覚的な話をするようになったのを、とても喜んでいます(笑)。
Keikoさんも「風の時代は、五感がとても大事」と、言ってるじゃないですか。そんななんとなくスッキリしない「ザワザワする」ような五感の感覚は、何か、ヒントが隠されているように思うんです。
家がキレイになると、ちょっとした違和感も、今まで以上に感じたりして、なんか気持ち悪いとおもっていると、夫の方が先に、「ちょっと気持ち悪いから処分しよう」とか、「私も思ってた」みたいな(笑)。夫婦2人で直感が磨かれて、気が合ってます。

―ご夫婦の和合が深まり、家族の絆も変化した感じですね。

はい。夫婦互いのことも自分のことも、月星座で本質を知ったことで、隠れていて気付かないでいた部分に気づけた気がします。私が『月の浄化術』を読んで変化したのを見ているので、夫は「家の気がすごく良くなったのを感じるから、僕も読みたい」と……「すごく面白い、腑に落ちる」と楽しそうに読んでいます。