「冬こそ、素材のレイヤードを楽しめる季節」。そう語るのは、スタイリスト川上さやかさんです。素材を重ねるメリットと、誰でも簡単に素材レイヤードができるコツを教わります。

 


関連記事
「冬はコーディネートが地味になる」を解決する大人向けヘアアクセ>>


マットな素材が多くなる冬は素材レイヤードで軽さを出して

冬の「黒コーデ」を重く見せない方法をスタイリストが解説_img0
カーディガン/ドゥロワー カットソー/ザシンゾーン パンツ/ロペ バッグ/バーバリー 靴/ザロウ カチューシャ/イリス47    眼鏡/アイヴァン イヤリング/エナソルーナ

ニットなど、マットな素材の服を着ることが多い冬。異素材同士の服を合わせると、ダークカラーの服を着ても重く見えません。

冬の「黒コーデ」を重く見せない方法をスタイリストが解説_img1
カーディガン/ドゥロワー カットソー/ザシンゾーン パンツ/ロペ 靴/ザロウ 

なぜなら、毛足の長いヘアリーな素材のカーディガン、ほんのり艶のあるレザー調素材のパンツというように、異素材同士を合わせると、同じ色でも奥行きとリズムが出るからです。着こなしのおしゃれ感も高まります。
 

ネイビーやブラウンよりも、黒の素材レイヤードが簡単!

冬の「黒コーデ」を重く見せない方法をスタイリストが解説_img2
ダウンストール/ザロフトラボ ニット/エイトンスカート/エーピーストゥディオ

私は素材レイヤードをするときは、黒を選ぶのですが、その理由は色合わせに悩まずに済むから。例えば、ネイビーやブラウンは、色味に幅があるので、コーディネート時にしっくりくる色を探すのが大変です。

冬の「黒コーデ」を重く見せない方法をスタイリストが解説_img4
ダウンストール/ザロフトラボ ニット/エイトン カットソー/サンスペル スカート/エーピーストゥディオ バッグ/ボッテガ・ヴェネタ 靴/ザラ ネックレス/ソフィーブハイ リング/マリーエレーヌドゥタイヤック

最後に、黒で素材レイヤードをするときに気をつけたいポイントは、迫力が出過ぎないようにすること。黒はとても強さのある色なので、全身を黒で仕上げると、ときに怖く見えてしまいます。おすすめは、白のコットン素材のカットソーを加えて、抜け感をつくることです。
 

【写真】スタイリスト川上さやかさんがおすすめ。「冬はコーディネートが地味になる」を解決する大人向けヘアアクセ
▼右にスワイプしてください▼

※値段の入っていないアイテムは全て本人私物です。現在取り扱いがない場合もありますのでご了承ください。

撮影/目黒智子
スタイリング・出演/川上さやか
ヘア&メイク/桑野泰成(ilumini.)
構成・文/高橋香奈子


・第1回「ユニクロの定番「プレミアムラムクルーネックセーター」を人と被らずおしゃれに着る方法【スタイリストが提案】」>>

・第2回「「それどこの?」と言われるユニクロの白ダウン【スタイリスト川上さやかさん】」>>

・第3回「「ユニクロのフリース」を部屋着っぽく見せずにおしゃれに着る方法【スタイリストが提案!】」>>

・第4回「​「ワードローブの8割が黒」のスタイリストがこの冬は「白コート」を選ぶ理由」>>

・第5回「「年齢を重ねカジュアルがわからない」とき、頼りになる「きれいめ美脚パンツ」納得のシルエット3選」>>

・第6回「「冬はコーディネートが地味になる」を解決する大人向けヘアアクセ」>>