4月3日（現地時間）ラスベガスでの授賞式開催が決定した第64回グラミー賞。BTSは、前回に続き「最優秀ポップ・デュオ／グループ・パフォーマンス（Best Pop Duo / Group Performance）」にノミネートされ、念願の受賞に大手をかけています。
グラミー賞授賞式が開かれるアメリカ西海岸は、BTSのメンバーにとって、デビューの頃からたびたび訪れている場所。特に昨年公演を行ったロサンゼルスでは、コンサートを何度も開催したり、ミュージックビデオを撮影したりしています。
7人はロサンゼルスで、どんな風景を心に刻んできたのでしょうか。BTSの足跡をたどり、ゆかりの地に行ってみました！
（※今回の取材は2021年11月27日〜12月2日に行われました）
「ON」のミュージックビデオ撮影地で、メンバーと同じポーズでパチリ！
ロサンゼルスにあるBTS聖地のなかで、もっとも映えるのがセプルベダ・ダム。アルバム「MAP OF THE SOUL:7」のリード曲、「ON」のミュージックビデオ「'ON' Kinetic Manifesto Film : Come Prima」が撮影された場所です。
スペクタクルなダムの前でパワフルなパフォーマンスで魅せる7人。2021年11～12月のロサンゼルス公演「BTS PERMISSION TO DANCE ON STAGE – LA」のオープニングを飾ったのもこの曲でした。
セプルベダ・ダムはダウンタウンから車で約30分。近くの駐車場に車を止めて、原っぱを歩き、橋を渡り……約5分。どーんと視界が開け、広大な広場とダムが見えてきます。ダムは1941年、その数年前に起きたロサンゼルス川の洪水の被害をくり返さないように、アメリカの陸軍工兵隊によって建設され、今も陸軍工兵隊が管理しています。市内からのアクセスの良さと圧倒的な景観から、ジョン・カーペンター監督の近未来SFアクション映画『ニューヨーク1997』（1981）をはじめ、数々の映画やCMのロケ地にも使われてきました。
訪れたのは「PERMISSION TO DANCE ON STAGE」LA公演の期間中だったので、ダム前の広場には聖地めぐりのARMYがいっぱい。場所を譲り合いながら、ミュージックビデオのラストと同じポーズでパチリ！
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