<Recipe 1>
さけをのせて一緒に炊くだけでOK。
見栄えよし&食べ応えたっぷり!
塩ざけの炊き込みご飯
「お鍋に洗ったお米と分量の水と調味料、そしてさけをのせて炊くだけの超簡単レシピです。さけの水分はあらかじめキッチンペーパーで拭いておきましょう。このちょっとした“ひと手間”で、魚臭さが取れ、味も上品に仕上がります。さらに、お好みで炊き上がってからバターを1かけ加えると、子どもたちにも受けのいい、コクのあるさけバターご飯になります。お鍋でなく炊飯器でもおいしく作れますよ」
【材料と作り方】
材料(作りやすい分量)
・米 2合
A
水 適量
塩 小さじ1/2
みりん 小さじ1
しょうゆ 小さじ1
・昆布 5cm角1枚
・塩ざけ(切り身、甘口) 150g
・三つ葉(粗みじん切り) 適量
・いりごま(白) 適量
作り方
① 米は洗って炊飯器(または鍋)に入れ、Aを加えて混ぜる。水は、炊飯器なら2合の目盛りまで、鍋なら360㎖入れる。
② 昆布、塩ざけをのせて炊く。炊き上がったらさけの皮と骨を取り除き、三つ葉、いりごまを加えて混ぜる。塩ざけの塩分によっては、最後に塩で味を調える。
<Recipe2>
マヨネーズなし! オリーブオイルで
軽やかな大人のポテサラ
オリーブオイルのポテトサラダ
「王道のポテトサラダやタラモサラダなど、そのときの気分でいろいろなポテトサラダを作りますが、今日はちょっと軽めのポテサラにしたいな、というときに作るのがこれ。マヨネーズを使わず、オリーブオイルだけで仕上げるので、ドレッシングであえたようなさっぱりとしたポテトサラダに。下味の酢の代わりに粒マスタードを入れてもおいしいです」
【材料と作り方】
材料(作りやすい分量)
・じゃが芋 2個(250~300g)
・紫玉ねぎ(スライス) 1/8個
A
砂糖 小さじ1
酢 小さじ1と1/2
塩 小さじ1/4前後
・ハム(一口大に切る) 2枚(約30g)
・ゆで卵(乱切り) 1個
・オリーブオイル 大さじ1~2
・黒こしょう 適量
・セルフィーユ 適宜
作り方
① じゃが芋は皮をむいて8~10等分に切り、鍋に入れてかぶるくらいの水(分量外)を加え、火にかける。沸騰したらふたをして弱火で柔らかくなるまで10~15分ゆでる。
② 紫玉ねぎは水にさらす。
③ じゃが芋に火が通ったらゆで汁を捨てて火にかけ、粉ふき芋を作るようにふたをして鍋をゆすりながら水分をとばす。
④ Aを加えて混ぜ、水けをよく絞った紫玉ねぎ、ハムを加えてさらに混ぜる。最後にオリーブオイルとゆで卵を入れて混ぜたら黒こしょうをふる。器に盛り、お好みでセルフィーユを添える。
プロフィール
栁川かおり(やながわ・かおり)
料理家。2児の母。医師。出産を機に2011年より料理ブログをスタート。「シンプルな料理をよりおいしく!」をモットーに、毎日食べても飽きないような「おうちごはん」を提案している。2012年、「ヒルナンデス!」(日本テレビ系)番組内で開催された史上最大の家庭料理コンテスト「レシピの女王シーズン2」にて優勝。テレビや雑誌、ウェブサイトなど各種メディアにてコラム執筆、レシピ提供などを行うほか、食品メーカーのレシピ開発も手がける。『Every Table ―1つていねいに作って、あとは「手を抜く」まいにちの食卓。』(主婦の友社)、『ストウブレシピ100』(学研プラス)、『カラダにうれしい毎日ごはん。』(発行:東京ニュース通信社、発売:講談社)など著書多数。
レシピサイトNadia 公式ページ:https://oceans-nadia.com/user/11285
公式インスタグラム:@kaori_yanagawa
『いつものおかずがぐっとこなれる 簡単ひと手間 共働きごはん』
栁川かおり 著1430円(税込) オールカラー128ページ
毎日のごはん作りに活躍する肉や魚のメイン料理、そこに添えたい簡単な野菜の副菜、サラダやスープ…… 簡単なのにおいしい味わいは、仕上がりがグンと変わってくる“ほんのひと手間”のおかげ。すべてのレシピに栁川さんに教えてもらった「簡単ひと手間」ポイントがついています。おつまみやおもてなし、たれ・ドレッシングのレシピに加え、お弁当の工夫、居心地の良いキッチンの作り方などもご紹介!
取材・文/北村祐子[ART NEXT]
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