Entry No.3
クリーム×パウダーの重ねづけで奥行きが生まれる
ブロウンアウェイ ブラッシュデュオ
(左から)04、01 各¥4180/共にTHREE

 

選者:入江、大草、畑中、発田、村田、川良、中田

血色を仕込むクリームと、透明感とツヤ感を与えるパウダーを重ね、テクニックレスに肌の内側から滲むような血色感とニュアンスをオン。レイヤードすることで肌にしっかり密着する効果も。01は青みピンクのクリームながら、その上にベージュ系パウダーをフワッと重ねることで大人にも似合う色合いに。洗練カラーの04にも票が集まりました。

「クリームにパウダーチークを重ねる技が、1つのパレットでササッと。重ねることで、色がジワッと滲んで肌に広がり、上気した頰を再現できます。ピュアっぽい顔なら01、大人の余裕を感じさせたいなら04がオススメ」
――ビューティエディター&ライター 入江信子さん
「しっかりと色がのるのに不自然さとは無縁。じんわり溶けるような、肌との一体感に驚きました。01などは鮮やかなピンクに見えますが、不思議となじむんです! クリームとパウダーのセットで、好きな質感を作れるのがいい♡」
――ミモレコンセプトディレクター 大草直子さん
 

Entry No.4
チーク、ハイライター、アイシャドウの3WAYが叶う!
カラースティック
(左から)05、01 各¥3300/共にRMK Division

 

選者:赤松、齋藤、畑中

つけ心地はベルベットのようにサラサラながら、肌の上では上品なツヤも感じさせるマルチスティック。頬や目もとにスッとなじみ、絶妙な透け感とクリアな発色で、ヘルシーな輝きを与えます。硬めのテクスチャーでヨレにくいのも特徴。ピンクの偏光パールが美しい01、シマーなフレッシュオレンジの05の2つに、特に人気が集中。

「指でもブラシでも肌にのせやすく、その後ぼかすのもとても簡単。チークとして使うときはパウダー前につけて、肌から透けるような血色を作り、シャドウとして使うときは最後につけて発色させてあげると、ワントーンメイクでまとまりのある顔になります。01は品のある自然体な色。05は健康的でカジュアルな色です」
――ヘア&メイクアップアーティスト 赤松絵利さん
「私のチークの理想は、血色というよりも肌の色ムラみたいに見えるもの。お風呂上がりだったり、寒い日に走ったあとだったりの上気肌というのでしょうか。つまりは陽の雰囲気を自然に頬まわりに纏っていたいのです。そんな理想に05のコーラルがドンピシャ!」
――エディター 畑中美香さん


Entry No.5
色を重ねることで生まれる大人の血色と透明感
コンスピキュアス マットチークス
03 ¥6600/アンプリチュード

 

選者:KIKKU、齋藤、chiSa、長井、國見、藤本

色と色を重ねることでしか生まれない、内側から湧き上がる繊細な血色と、シアー感を叶える2色組みチーク。濃色で血色を仕込み、その上からライトカラーを重ねることで、キメの整ったような素肌感と紅潮を同時に再現。ランクインしたのはモードな雰囲気を叶えるイエローブラウン。大人が持つツヤやかさと生命力を描き出します。

「アルミナパールやくすまないパウダーが、潤う肌を演出。上質なマット質感が美しいです。薄づきで失敗しにくく、重ねても透明感が持続されるので色調整がしやすい。ファッション撮影のときにこなれ感が出て重宝しています。付属のブラシも密度があり優秀!」
――ヘア&メイクアップアーティスト chiSaさん
「肌になじんで透き通るような質感で、自然な血色感が簡単に叶います。2色組のチークの重ね具合で、その日の気分やファッションによってトーンを変えられるのもお得感あり。私のなかでは『若返りチーク』と呼んでいます」
――編集 國見 香