4月1日と言ったら、エイプリルフールを思い出す人が多いと思いますが、フランスでは4月1日のことを「ポワソンダブリル(Poisson d’Avril・4月の魚という意味)」といい、子どもたちは魚の形をした紙を相手に気づかれないように背中に貼るいたずらをしたり、魚の形のスイーツを食べたりする習慣があります。春と共に訪れる行事「ポワソンダブリル」。今年はそんな「ポワソンダブリル」のスイーツを楽しんでみませんか。
販売している場所も期間も短いからこそ、楽しみたい!
日本でも何年か前から、少~しずつ認知され始めた「ポワソンダブリル」。しかしクリスマスやハロウィンに比べると圧倒的に認知度が低く、それだけに「ポワソンダブリル」のスイーツを扱っているところも少ないですし、何しろ販売期間が他のイベントに比べて異様なほど短いのです。大体どこも3月下旬から4月1日の「ポワソンダブリル」当日には販売を終了。私も毎年、この短さに買いに行く機会を逸してしまい、悔しい思いをしてきました。でも「ポワソンダブリル」のスイーツは、他にはない“魚の形”をしているのでとにかくかわいいんです! ぜひ今から販売期間を手帳に書き込んで、買いに行ってみてください。
「パレスホテル東京」の「ポワソン ダブリル パイ」2種
まずは「パレスホテル東京」B1Fにあるペストリーショップ「スイーツ&デリ」より、「ポワソン ダブリル パイ」のご紹介。ラグジュアリーホテルのペストリーショップならではの贅沢すぎるマンゴーといちごのフィリングの量! フルーツ好きの人には絶対に推したい「ポワソンダブリル」のパイです。愛嬌のある魚の表情もいいですよね。
パイほど大きいものは食べられない、という人には、こちらのブレッドタイプがおすすめ。フレーバーは2種類。いちご&フランボワーズと、パイナップル&アプリコットになります。
そして“パレスホテル東京”のスイーツの特徴だと思っているのですが、甘すぎないのがいいんです。中でも甘すぎるカスタードクリームって、いつまでも口の中に余韻が残りませんか。私はそれがあまり得意ではないのですが、“パレス”のものは、甘さ控えめなので、お茶を飲めばすっと口の中から甘さが消えているのがいいんです。
ブレッドタイプは、ちょっとした手土産として物珍しくておすすめです。
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