義母とうまくやっている人の行動2:自分も、両親よりも夫の味方になる


嫁姑問題では、夫がマザコンだったり、どっちつかずの態度をとったりしていると、関係は悪化します。
たとえば、義母がわがままな性格で、理不尽なことを言い出したとき、夫が妻に対して「我慢してくれ」と言って、義母の言いなりになってしまうと、妻は耐えるしかありません。

夫が味方になってくれないと、妻は誰にも守ってもらえない状態になってしまいます。それで、夫婦関係が悪化し、離婚に至ってしまうケースは少なからずあります。
逆を言えば、どんなに義母の性格が悪くても、夫が妻を守ってくれる場合は、トラブルは起こりにくいのです。

ただし、それはお互いさま。実は「妻の味方」になってくれるような夫がいる人は、自分も、「自分の両親よりも夫側につくこと」を心がけていることも
場合によっては、自分のほうが“手本”を見せるで、夫が変わってくることもあるかもしれません。

結婚してしばらく経っている夫婦で、マザコン夫が義母の言いなりになってしまう場合は、その状況から抜け出す方法として、「基本、義母のわがままは、夫に対応してもらう」のがいいかもしれません。

夫に対応してもらいたい場合は、「義母のわがままがひどい」と、自分からきちんと伝える必要があるでしょう。
逆に、妻が我慢して何でも対応してしまうと、夫はその苦労を分からず、「何とかなる」なんて楽観視してしまうことが多いもの。夫に対応してもらって、体験を通して状況を理解してもらったほうがいいのです。

 


義母とうまくやっている人の行動3:義母の喜ぶツボを把握する


義母との関係がうまくいっていない場合は、「義母の喜ぶツボ」が分かっていない可能性があります。
なかには、母の日や誕生日に、義母が喜びそうなものを贈ったことで、関係を少し修復できた人もいます。

例えば、母の日にカーネーションを贈るのもいいのですが、特に花が好きなわけでなければ、義母が好きなお菓子や欲しがっていたものを選択したほうが、「あなたのことを思っていますよ」というアピールにつながることも。
人間関係は、ちょっとした思いやりで変わることが、意外とあるのです。

人間関係を良好にするためのポイントは、「程よい距離感」といっても過言ではありません。それは、義父母に対しても同様です。次のページで説明します。