日が暮れると最低気温5度、でも太陽が昇るとポカポカの陽気で日中は27度、という高原でのキャンプを楽しんだGW。もちろん日焼け対策は万全で臨みましたが、やはり山の紫外線は強力だったのでしょう、過酷な気温差も乾燥を招き、肌がダメージを受けているのを今ひしひしと感じている坂口です。今週はこんなとき頼れる、まさにお助けコスメを紹介します。
ただやさしいだけでは物足りない、ですよね?
ストレスの多い現代社会では、誰もが敏感肌予備軍。しかも花粉の季節ばかりでなく一年中肌がゆらぐようになっていると、以前取材した皮膚科医の先生から教わりました。そんな時代に、敏感肌やゆらぎ肌に寄り添ってきたスキンケアブランドも、やさしい+攻めの処方に転じてきているのがトレンドである模様。要らんことはもちろん言わない、見守ってくれるだけでなく、全力でわたしを応援してくれる。今の世の中で女性から支持を集めるメンズの特徴と同じかもしれません。やさしく労わりながら、傷んだ肌を一刻も早くいつものコンディションに戻すための非常用セット、見繕っておけたら安心です。今回のうっかり日焼け&肌あれ、わたしはこのふたつをひたすら塗ってやり過ごそうと思います。
韓国で美容クリニックがレーザー施術後の沈静、肌再生効果を期待して使用していることで有名となったCICA(シカ)ことツボクサエキス。すっかり日本でも定番となりました。韓国コスメブランドのものが大半でしたが、なんとユリアージュのような王道敏感肌ブランドからも登場。パッチテスト、アレルギーテスト、ノンコメドジェニックテスト済みの、皮膚刺激を極力抑えた処方なので、シカが初めての方にも取り入れやすいはず。レスキューバームは肌トラブルを引き起こす成分をカットする一方で、ヒルドイドで有名になったヘパリン類似物質が保湿を、美白有効成分であるトラネキサム酸がメラニン抑制を、風邪薬などにも使われるグリチルリチン酸ジカリウムが抗炎症を担当。……難しい成分の話はさておき、どちらもとにかく肌がいつものコンディションに戻るのを全方向から応援してくれるというわけなんです。あまりにもつらいときは、我慢せずやさしさに身を預け、助けてもらうのがいいと思います。そして、肌が健康を取り戻したら、またいつものお気に入りに戻ってくればいいのですから。
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