ヨーロッパのロイヤルファミリーというと、キャサリン妃&メーガン妃で注目されるイギリス王室が人気ですが、北欧・デンマークにも王室があるんです。そして特徴は、プリンセスたちが百花繚乱、とても個性的なこと。
「ロイヤルファミリーはこうあるべき」なんてプレッシャーをはねのけて、たくましく生きる3人の女性を紹介します。
即位50周年! 夫から「同じ墓には入りたくない」と言われたデンマーク初の女王【マルグレーテ女王】
1972年にデンマークで初めて女性として王位に就いたマルグレーテ女王。1940年4月16日生まれの御年82歳、2022年1月には即位50周年を迎えました。
ヘビースモーカーであることを隠そうともしない自然体な人柄で、デンマーク国民に大人気。芸術センスにも優れており、デンマークガン協会のポスターを作画したり、クリスマス時期に郵便局で発売されるクリスマスシールをデザインしたりしています。さらにはデンマークロイヤルバレエ団の美術を担当することも。
2018年2月に亡くなった配偶者、ヘンリック王配殿下(フランス人)とはイギリスで知り合って国際結婚。フレデリック皇太子とヨアキム王子の2人が生まれました。
仲睦まじいと思われていたおふたりですが、実はヘンリック王配殿下はご自身に「王(King)」の称号が与えられないことに不満を持っており、亡くなる前には「デンマーク王室の墓には入りたくない」と宣言。夫婦関係ではいろいろ苦労もされたようです。
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