タレントのアン ミカさんとともに、人生の第二ステージ「セカンドステージ」を前向きに考えていく連載。今回は、これから起こることへの不安を考えすぎて今を楽しめない、はななんさん(46歳)からのお悩みです。「心配」が日々の生活を占拠しているはななんさん。アン ミカさんが教えてくれる“心配を軽くするコツ”には、先の見えない人生をラクに生きるヒントが詰まっています。

 
採用されたお悩みは、アン ミカさんが一言一句丁寧に読んで分析し、真剣に回答します!
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【自分の性格にまつわるお悩み】

こんにちは。アンミカさんのこのコーナーは、いつもお悩みに対して鮮やかに、でも優しく回答されていていいなあ、といつも思っていました。思い切って私の積年の悩みをご相談したくなりました。

私は先のことを心配して、今が楽しくなくなってしまいます。例えば、お受けした仕事があると、何も難しいことを言われているわけではないのに、「早く終わってこの件から手を離れたい!」と思います。初めて会う人との待ち合わせの時には、会う前から「2時間後には帰れる……」と考えますし、調子の悪い時にはこれから人生で起こることや、自分の終わりがわからないことが不安で、「早く人生を終わりたい」とまで思ってしまいます。

そして、人の成功を知って落ち込むという心の狭い部分もあり、「あの人はこれから成功していく、それに比べて私には何もないからもう終わりだ」といった気持ちになります。

仕事もあり、パートナーもいて、趣味やこれからやってみたいこともあるのに、「今」は全然楽しくないのです。心配性ということなのかもしれませんが、心配が毎日の生活を圧迫しすぎている気がしています。

●このお悩みが出てきたのはいつからですか?
中学生くらいの頃にはすでに明日が心配だったので、その頃からだと思います。足が遅いのに「走るのが速くなりたい!」と陸上部に入り、記録が出ないので、同級生からバカにされていた(と私は思っていた)頃です。

●ご自身では、この悩みの原因はどこにあると感じていますか?
自分に自信がないことでしょうか。中学生くらいの頃から、体型に自信がありません。30代でダイエットをして、一時は自分の理想体重まで持っていけたのですが、その後、慢性的な病気があることがわかり、これが太りやすくなる症状があるものでした。今も体型にはコンプレックスがあります。チャレンジをあえて避けてきたことも関係するかもしれません。高校受験の時、落ちると嫌なので学校のランクを下げたり、大学受験を推薦で決めたりしてきました。道は間違っていないけれど、第2希望に進む(第1希望をつかみに行けない)みたいなところがあります。

●この悩みを解決してどのようになりたいですか?
毎日「今」をちゃんと楽しめる人になりたいです。

(はななん・46歳)
現在の家族構成:既婚
配偶者の年齢:47歳
職業:自営業


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