以前、コンシーラーの記事でシミとホクロを取ったことに少し触れたところ、もっと知りたいとリクエストを頂きました。そこで改めてiPhoneのカメラロールを遡ってみたところ、意外と写真で記録をつけていましたので、読者の方へのアンサーとしてまとめてみることにしました。「お金をかけた分の成果をきちんと実感したい!」という、邪な気持ちで自分のためだけに撮った写真多数なので、あまりキレイではありませんが、時系列で追ってみたいと思います。
思い立ったきっかけや所要時間など、思い出しつつ書いてみますので、もし、シミやホクロの除去を検討されている方のお役に立つなら嬉しいです。
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残念ながら、レーザー脱毛ではシミは消えない……
改めて思い出してみましたが、実はシミ取りに先駆けて顔脱毛に通っていました(以前の記事で、シミのついでに顔脱毛したと書いていましたが、記憶違いでした……)。鼻下の産毛剃りから解放されたいという動機とともに、「もしかしてシミも薄くなるんじゃないか」とちょっと期待していたのです、そういえば。
でも、そんな期待はカウンセリングであっさり否定されました。レーザーの種類が違うのだそうで、脱毛のレーザーではホクロが少し薄くなる程度とのこと。実際、あまりシミに変化は見られませんでした。そこで顔脱毛はそこそこで終わらせて、本格的にシミ取りを検討することにしました。
というのも、30代半ばにアンチエイジングを予習する美容記事を担当した際、医師から伺った「シミは肌の虫歯。一度できたら自然には無くならない。削って取るなら早いほうがいい」という話が、ここにきてズシンと心に響いてきたのです。
当時特に気になっていたのは、頰の高いところに集まってきたシミと左眉の付け根付近にあったシミ。長男を産んだ頃からジワジワ増え始め、出産のたびに濃くなっていったような気が。眉頭のシミは眉を描くときに起点のバランスがわからなくなるので、地味ながら鬱陶しく感じていました。
「肌の虫歯」2大治療法。フォトフェイシャルとレーザートーニング、何が違う?
早速、クリニックを予約。シミ取りのように「面」で当てるレーザーは、どちらかというと施術者のセンスにそんなに左右されない技術なのではないか、だから施術数が多くて通いやすい立地のところでいいはず、と思って決めました。結果、最安値ではありませんでしたが、個人個人の優先順位に合わせて選ぶのがいいのではないかと思います。
初回カウンセリング。診てもらったところ産後に増えたシミの一部は肝斑かもしれない、と先生。先生のおすすめとしては、まずフォトフェイシャルを3回、それからレーザートーニングを7回ということになりました。通う頻度はだいたい月に1回。クリニックによってさまざまだと思いますが、私の場合は内服のシナール(ビタミンC)錠とトランサミン(美白)錠、美白美容液1本込み全10回で、30万円前後だった気が。何かのキャンペーン価格だったような覚えがあります。
詳細なメカニズムについては、医師監修のクリニックのサイトで必ず確認していただきたいのですが、カウンセリングで聞いた話をまとめると以下のようになります。
フォトフェイシャル(フォトRTとかフォトSRとかオーロラとか、いろいろマシンの種類があるようですが)は、主に濃いめのシミを狙い撃ちするのに向いていて、当てた翌日以降反応したシミがカサブタとなって取れるタイプのレーザー。シミが減るにつれて、反応する個数が少なくなってくるので、最初に当てたほうがいい。一方、レーザートーニングは弱いレーザーを満遍なく顔に当てて、フォトフェイシャルでは反応しないような薄いシミを狙うもので、フォトフェイシャルが効かない肝斑にも効く。シミ取りの後の状態維持にもおすすめである、と。ちなみにどちらも、レーザー後すぐメイクOKです。
そんなわけで、とりあえずフォトフェイシャルを打ってみました。施術はだいたいレーザーそのもので30分、前後にメイクを落としたり、顔剃りしてもらったり、保湿してもらったり、メイクを直したりの時間を含めて1時間という感じです。1回目の翌日がこちら。
涙ボクロのような位置にあるような濃いシミが反応したのはもちろん、鼻の頭にあったホクロも反応して真ん中に見えているようなカサブタができました。カサブタができたら自然と取れるのを待つだけ。もちろんUV対策はマストです。とはいえ世の中はコロナ禍真っ只中、マスク着用はもちろん夏のレジャーも全て制限されていましたので、普段より紫外線対策はやりやすかったです。治療中は、内服の美白錠剤も続けるように指導されました。
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