すすぎが完璧ならシャンプーはラクに泡立つ!
次にシャンプーについて“効果的な洗い方”を尋ねてみると「予洗いに手を抜かなければ、泡立ちも楽チンです」との答えが。
「多くのシャンプー剤は泡立てが大事ですが、泡立ちにくいという人は予洗いが甘いケースがほとんど。ヘアオイルや皮脂など、汚れがたくさん残ったままシャンプーをしても泡立ちません。
先に話した予洗い法をきちんと行えば、シャンプーは1プッシュ程度でしっかり泡立ちます」とMARBOHさん。筆者、後日この教えを守り、いつもより数倍すすぎをていねいに行ったところ、感動するくらい簡単にモコモコと泡立ちました! しかも泡がしっかり継続することにびっくり。
泡洗浄は上から下へと広げながら。
洗い方はキッチンの油汚れをイメージせよ!
洗い残しを作らないために、どのように洗浄すればよいのでしょうか?
「最初に頭頂部で泡を作り、この泡を徐々に襟足に向かってなじませましょう。よく“指の腹を使いながら”と言われますが、ただやっても意味はない。こびりついた皮脂汚れを優しくはがすイメージを持つとよいですね。例えば、キッチンの油汚れって洗剤をつけてから少しおいて、それを優しく拭き取りますよね。頭皮も同じ。泡で浮かし、湯の腹でソフトに拭う。そんなイメージでいいと思います。このとき予洗い同様、らせんを描きながら上下にマッサージするように行えば、1シャンですっきり落とせます」(MARBOHさん)
① 頭頂部で泡をモコモコにする
手のひらにのせた1プッシュのシャンプーを頭頂部にのせ、指の腹でマッサージするように泡立てます。予洗いが完璧なら、ラクに泡立ちます。
② えり足に向かって泡をなじませる
トップで作った泡を徐々にえり足へ流すイメージでマッサージをしながら洗う。このとき、洗い残しが多くニオイの原因にもなりやすい耳後ろと首に沿う襟足はしっかり洗浄します。毛先まで洗ったら、今度はトップに戻るようマッサージ。これを交互に繰り返しましょう。
正しいシャンプー法は、大人の頭皮と髪を健やかに保つためにもぜひマスターしたいヘアケア。
泡立ちよく、そしてニオイも解消するインバステクで、夏の頭皮問題をクリアにしていきましょう。
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取材・文/小澤佐知子
構成/國見香
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