片づけを行う時に“ときめくかどうか”の基準で残すモノを決める「こんまり®︎メソッド」を編み出し、片づけによって人生が変わることを伝え続けているこんまりこと近藤麻理恵さん。こんまり®︎流片づけのコツを伝授するWEBマガジン「片づけの学校」では、人生を上向きにする片づけ方法があらゆる角度から紹介されています。本連載【こんまり®流・片づけ術】ではその内容を抜粋してお届けしていますが、今回はこんまりさんが考える収納方法とグッズについてご紹介します。

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目次
・「収納は何でも立てる」がこんまり®流

・収納は箱さえあればうまくいく

・収納に向いている箱とは?

・スマホの空き箱から余ったタッパーまでフル活用

 


「収納は何でも立てる」がこんまり®流


こんまりさんは、モノを収納する時は「立てて収納すること」を基本としています。その理由は、立てる収納にすると持っているモノの量を把握しやすく、下に積まれたモノがクタクタにならないから。たとえば畳んだ洋服を縦に積み上げるようにしまっていると、下にあるものが見えなくなって、気づけば上の取りやすい服ばかり着ていた、という経験はありませんか? そうならないために、畳んだ服は本を本棚に収納していくように、立てて収納していきます。

 

下にあるものは忘れられてクタクタになり、「発見したところで着る気も起きない」という状態になりかねません。「長い間下でつぶされていたモノの存在感は次第に薄くなり、いつしかそのモノを持っていること自体を忘れてしまいます」とこんまりさんは言います。

洋服だけではありません。ごちゃごちゃしがちな冷蔵庫の中も、立てられるモノはとにかく立てて、書類や本も積み上げることなくきっちり立てて収納してみましょう。立てる収納は、積む収納に比べてスペースに限界があります。積み続けるとモノは増え、そもそもどれだけ増えたかということに気づきにくくなってしまいます。収納のコツは「立てる」が基本! イメージが湧きづらい方は、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。

 
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