2022年8月から小学生の息子と一緒にカナダへしばらく移住をすることにしたファッションエディターが発信。母子留学を考え始めたきっかけから出発当日までの準備、渡航後は現地の学校や暮らしをリポートする連載です。4回目は、よく聞かれる質問「子供の留学先になぜカナダを選んだの?」について答えます。

 

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子供をカナダに留学させたいと思った5つの理由

①英語圏であること

子供の留学先になぜ「カナダ」を選んだの?治安だけじゃない5つの理由【40歳からの親子海外移住】_img0
 

将来的に日本に戻ってくるにしても、海外で生活するにしても、当たり前ですが、英語が喋れたら、世界が広がります。だから、留学させるなら英語圏、という選択肢しか考えていませんでした。その中で、カナダは比較的クセがなくきれいな英語だと言われています。
自分の経験から、年齢が上がれば上がるほど、英語の発音の習得の難易度も上がりますし、成績が優秀でないとそもそも留学ができなくなるため、少しでも早いうちから英語環境に入れば、自然と英語を身につけることができるのではと考えました。

②留学システムが整っていること


カナダは、子供がどんな年齢でも留学生の受け入れ体制が整っているように感じます(地域によって多少異なりますが、多くの場合、小学校と同じ敷地内にあるキンダーガーデン=幼稚園入園から学生ビザが取れます。おおよそ5歳)。
息子が入学するのは現地の公立小学校で、各州の教育委員会ごとにホームページがあり、留学システムや情報が分かりやすくまとまっています。
また、カナダは教育水準が高いと言われており、現地の子も約90%が公立の学校に行くそう。そんな学校で学べることも魅力。
また、英語が母国語ではない人に向けたELL(English Language Learner)=英語学習者、ESL(English as a Second Language)=第二外国語としての英語のクラスも充実しています。

ちなみに、カナダは国としても留学生の受け入れを推進しているため、私がいろんな情報を得たのは、日本のカナダ大使館が主催の留学セミナーでした。年に数回留学セミナーを実施しているので、よかったら調べてみてください。

③子供の学生ビザがあれば、親も帯同できること

子供の留学先になぜ「カナダ」を選んだの?治安だけじゃない5つの理由【40歳からの親子海外移住】_img1
 

これは個人的にはいちばん魅力に感じたことです。
通常カナダは6ヵ月以上の場合は、観光ではない、学生ビザや就労ビザなどが必要です。でも、子供の学生ビザがあれば、私は保護者として一緒に長期間(子供のビザと同じ期間)滞在することができます。子供の学校への送迎も必要ですし、オンラインで行える日本の仕事をして収入も得たかったので、私自身が学生ビザを取らなければ長期間滞在できない国(たとえば、アメリカ圏。ハワイ留学も惹かれたけれど……)は選択肢に入れることができませんでした。

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【写真】カナダ母子留学までの流れ
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