皆さんはザジキ(Tzatziki)、ご存知ですか? 私はフランスに来るまでその存在を知らず、「なんて読むのだ? タジキ?」と困惑したほどなのですが、ギリシャ料理の定番前菜なのだそう。そして同じヨーロッパだからなのか、ここフランスでもすっかり定着しており、スーパーのお惣菜コーナーには必ずと言っていいほど常備されています。ディップとしてパンにつけても美味しいので、フランス人の大好きなアペロのお供になるのが人気の理由なのかも。
ギリシャヨーグルトときゅうりがメインでとってもヘルシー。火を使うこともなく、切って絞って混ぜるだけなので、まさに夏に最適なディップです。ただ、フランスでよく見かけるレシピ通りに作ると、レモンとヨーグルトの酸味が立って、私的にはちょっと爽やかすぎるんですよね。そこをもう少しまろやかにすべく、このレシピでは隠し味にねりごま、そしてお砂糖も入れました。ですので、「爽やか上等! 私は定番の味が食べたいわ」って方は、ねりごまとお砂糖を省いてOKです。
ギリシャではディルを使うのが通常らしいのですが、ディルって足が早いので、我が家の近所のスーパーでは入手しづらいのです。そこでミントだけにしてみましたが、コリアンダー派の人もいますし、シブレットがいいという意見もあるので、ミントがお好きでない場合は、入手しやすいお好きなハーブで代用してみて下さい。パン(ピタパンだとより現地っぽくっていい感じ)やクラッカーにつけるも良し、我が家では、写真のようにグリルした野菜にたっぷりつけて食べることが多いです。酸味が油っぽさを抑えてくれるので、フライドポテトに添えたり、ラムなどのお肉のソースとしてもおすすめですよ〜!
簡単すぎる!おしゃれで美味しいGOROGORO KITCHENレシピ集はこちら>>
ザジキ(ヨーグルト&きゅうりのディップ)のレシピ
材料(2〜3人分)
・きゅうり 1本(欧米の大きいきゅうりの場合は1/2本)
・ギリシャヨーグルト 100g(1/2カップ)*ない場合は、ヨーグルトを水切りしたものでも
・ねりごま 大さじ1
・オリーブオイル 大さじ1/2
・すりおろしにんにく(チューブでOK) 大さじ1/2
・レモン汁 小さじ1/2
・ミントの葉 10枚
・塩 1〜2つまみ
・砂糖 ひとつまみ
・クミン 少々(あれば)
作り方
1 きゅうりは千切り用スライサーなどで千切りにし、塩少々(分量外)をふる。水分が出てきたら、手でしっかり絞って水気を切る。
2 ミントの葉はみじん切りにする。
3 ボウルに1のきゅうり、2のミントと残りの材料を全て入れて、全体をよく混ぜ合わせる。
4 3を冷蔵庫で1時間ほど、しっかり冷やしたら出来上がり。
「◯◯のレシピが知りたい」と言ったリクエストも、どしどしお待ちしております♪ 「作ったよ!」と言う方も、ぜひぜひお教えくださいね〜。
簡単すぎる!おしゃれで美味しいGOROGORO KITCHENレシピ集はこちら>>
前回記事「火を使わず完成!ズッキーニとアボカド、ターメリックのガスパッチョ」はこちら>>
関連記事
40代独身で、海外移住は無謀ですか?【パリ人気YouTuber井筒麻三子】>>
火を使わず完成!ズッキーニとアボカド、ターメリックのガスパッチョ【井筒麻三子・ゴロゴロキッチン】>>
調理なしで、即完成!スモークサーモンのカルパッチョ【井筒麻三子・ゴロゴロキッチン】>>
お洒落見え! インゲン&マッシュルームのリコッタチーズサラダ【井筒麻三子・ゴロゴロキッチン】>>
日本と違う?! フランス式ポトフのレシピ【井筒麻三子・ゴロゴロキッチン】>>
Comment