危うく熱中症になりかけた「炎天下のPR」バイト

 

8月半ば、なんと外気温が38度という超灼熱の日に、道路わきにテントを張って新商品をPRするイベントで働いた時のこと。アスファルトの照り返しが眩しく目は痛いほどで、体はジリジリと焼かれるような暑さでした。汗が止まらず首に巻いたタオルやTシャツはあっというまにぐっしょり。なんでこの時期に外で!? と朦朧とした頭で疑問に思うも、頑張って接客していました。

ミニ冷蔵庫があったため、そこにペットボトルを入れ、こまめに水分補給はしましたが、真夏の炎天下の中、8時間立ちっぱなしの状況ではさすがに疲労でフラフラに。なんとか仕事を終え、一緒に働いていた同じ登録先の子と電車で帰りました。

すると、電車内でその子が目をつぶり、とてもしんどそうな顔をしているのです。「大丈夫?」と聞くと、「頭が痛いんです……」と苦しそうにつぶやきました。おそらく熱中症だったのでしょう。持っていた塩分タブレットや冷えピタを渡して見送りましたが、一歩間違えれば命の危険さえあったと思います。真夏の野外イベントでの仕事はくれぐれもご注意を!

 

「ニキビがあるので雇えません」

 

就職活動中、本当にお金がなくて途方に暮れていたところ、化粧品の販売の仕事が決まりました。日給は1万5千円。とても高額なので喜んだのですが、よくよく見ると、なんと早番も遅番も一人でやれとのこと。つまり、開店からレジ締めまで派遣の仕事だというのです。しかも、勤務時間は12時間。

でもお金がないし仕方ない! と腹を括って派遣会社に説明を受けに行くと、驚愕の一言を告げられました。
「あの……お顔にニキビがあるので、今回の件はなかったことにしてください」
え? はい? 勤務日って明日なんですけど! ちなみにその派遣会社は大学性の頃から登録していたので、選考で参考にしたと思われる写真は5年前に登録したものだし、募集要項に肌の状態なんて書いてなかったんですけど! 衝撃で言葉を出せずにいると、
「昨日入ったうちの派遣が肌が綺麗とは言えず、ブランドイメージに合わないからとその場で解雇されたんです」
と言われたのです。