45【VIO脱毛】クリニック脱毛とエステ脱毛、どちらがいい？違いを医師が解説

多くの世代で、また性別も超えて、アンダーヘアの脱毛＝VIO脱毛への注目が年々高まっています。今回は、VIO脱毛の医療レーザー脱毛をおこなっているアヴェニュークリニック表参道院の髙橋由佳先生に話を伺いました。今回は、クリニックでの医療レーザー脱毛と、エステでの脱毛の違いについてです。

教えてくれたのは、アヴェニュークリニック
髙橋由佳先生

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クリニックで行う医療レーザー脱毛とエステの脱毛の違い

編集T：VIO脱毛は、クリニックでもエステでもできますが、違いはなんですか？

髙橋先生：医療レーザー脱毛は、毛包や毛根を「破壊」して、毛を生えなくさせる医療行為のことです。これは、クリニックしかできません。エステでの脱毛は、光脱毛やフラッシュ脱毛と呼ばれているもので、毛包や毛根にダメージを与えることはできても、破壊はできません。これは法的に決まっていることです。
もちろん、エステでの脱毛でも「一時的な減毛」は期待できますが、医療レーザーほどの強い効果はないです。脱毛に通うのをやめると、元に戻ることも多いです。市販のセルフ脱毛器も光脱毛やフラッシュ脱毛と同じような仕組みです。

編集T：しっかりと毛をなくしたいと思うと、医療レーザー脱毛がいいですか？

髙橋先生：はい、クリニックでできる医療脱毛は半永久的な脱毛効果があると言えます。
 

VIO脱毛のいちばんの合併症である、毛嚢炎（もうのうえん）の治療もできるのがクリニック

編集T：ほかにも違いはありますか？

髙橋先生：VIO脱毛をしたあとに、ニキビのような赤いプツプツができることがあります。ひどくなると膿が見えてくることも……。これは、毛穴から細菌が入って炎症を起こしたことによる毛嚢炎（もうのうえん）です。すべてのクリニックが対処してくれるわけではないかもしれませんが、クリニックにはドクターがいるので、もし脱毛後に毛嚢炎ができたときに薬を処方することができます。一方、エステならドクターがいないので当然対処はしてもらえませんよね。

エステでは対応してくれないのでクリニックに来ましたという患者さんを診察することがありますし、エステティシャンが患者さんを連れてクリニックに受診にくることもあります。
毛嚢炎自体は、適切に治療すれば、１、２週間で治るもの。でも、クリニックにたどり着くまでに時間がかかってしまうことで、悪化させてしまったり、色素沈着になってしまうことも。

編集T：アフターケアの視点でも、クリニックでの脱毛は安心ですね。
 

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