自分の未来像は、できるだけクリアに思い描こう【産婦人科医・高尾美穂】_img0
 

温かな言葉に癒やされると話題の産婦人科医、高尾美穂先生の新刊『大丈夫だよ 女性ホルモンと人生のお話111』(講談社)から、女性の体や心の悩みに安心と解決法を与えてくれるお話をひとつご紹介します。

 


なりたい自分をイメージすると、 そうなります

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現在、私は、クリニックでの診療のほかに、テレビや雑誌、WEB、自分の音声番組などのメディアでの情報発信や、ヨガ講師などの活動をしています。

こんなふうにいろいろな活動をしていると、たまたまそうなれてラッキーだねと言われることもあったりしますが、実際には、私は今のような自分の姿を、大学病院の勤務医だった頃から思い描いていました。

10年も前から、病院やクリニックで患者さんを待っている医師としての診療だけではなく、自分から情報発信をするといった、違う形での活動もしたいと思っていたんです。

そのため当時から、小さな講演をしたり、スポーツクラブでヨガのクラスを持てないかと提案をしてみたりと、現在の活動のスタートになるような活動をコツコツと始めていました。
つまり、私には、自分がこうなりたいというイメージが、ずいぶん前からハッキリと頭の中にあったのです。


将来こうなりたいと強く思わなければ、なかなかなれない


世の中には、「引き寄せの法則」とか、「アファメーション」という言葉があって、 そう言うとスピリチュアル系に傾いてしまいますが、現実的にも、自分がこうなりたいと強く思わなければ、なかなかなれないように思います。

自分の未来像は、できるだけクリアに思い描こう【産婦人科医・高尾美穂】_img2
 

こうなりたいと思うから、そうなるために具体的な努力をする。だから本当にそうなっていけるわけです。

クリアなイメージがあるからこそ、どういう分野の勉強をしようかというふうに、 具体的にしていくべきことを考えられて、そこに近づけていけるのだと思います。

 
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