鍼灸師が指南!美肌のツボを綿棒で。目元のたるみ、眉間のシワがフェイスマッピング術で解決できる!?
お手入れの基本といえば、目元のケア。「他のパーツに比べて皮膚も薄く、寝不足や疲れ、ストレスなどによる内臓機能の低下など、少しの変化でも症状として現れてしまうのです」と鍼灸師で美容アナリストの奈部川貴子さん。今回は年齢を重ねると顕著に現れる目元悩みを解決するフェイスマッピングとツボ押しマッサージ術を紹介します。
教えていただいたのは……
奈部川貴子さん/鍼灸師・美容アナリスト
顔ツボセルフケア研究家。美容ジャーナリストとしてスキンケアの開発やコンサル事業・講演活動をする傍ら、顔の反射区・ツボ療法やフェイシャルリフレクソロジーを研究。2019年からは鍼灸を学び、独自のメソッドを立ち上げる。『美肌をつくる顔のツボ・反射区ケア 綿棒で1分押し!フェイスマッピング』(学研)が好評で、多方面でフェイスマッピングの普及活動をおこなっている。
前回記事
たるみや肌荒れ・ツラい更年期症状も顔ツボ押しで乗り切る「フェイスマッピング」>>
今回体験するのは……
前田紀至子さん/ライター
透明感のある美肌の持ち主。不眠がきっかけで自律神経が乱れ、その時に友人からすすめられたサウナにハマり、今では週に1〜2度通うほどの「サウナー」で健康オタクだとか。
ツボ押し初心者の心得
効果を出すために覚えておくことは?
ツボ押しをする際のおきたいポイントは3つ。
① アイテム選び
身近なものとして、綿棒を使うのがおすすめ。ツボ押しに適している綿棒選びのポイントを紹介します。
良い綿棒、悪い綿棒の見分け方
より本格的にケアをしたい場合は専用ツールで!
1点に集中して刺激を与えるとよりよい効果を得られます。普段のサロン業では自分で開発したマッサージ棒で施術をおこなっていますが、患者さんからもリクエストがあり、専用に開発したのがこちら。コリや疲れを感じたらその場でリセットできるようにと開発したセルフケア専用ツール「KAOYOMI」。目元の骨格や血流に沿ってツボを刺激して。
上・ぽってりまぶたをパッチリ目元に。眉間にピタッとフィットするハート型の「セルフケアスティック01」
中・眉やあご下の表情筋のコリをほぐしてすっきりと。くしのような形状がユニークな「セルフケアスティック02」
下・重たい目元をすっきりリセット。骨格にピタッとハマるティアドロップ形状の「セルフケアスティック03」 各¥4400/すべてBG
力加減は?力任せにツボを押したら肌を痛めてしまうので気をつけたいところですが、「どれくらいの圧で押したらいいのか?」という質問をよく受けます。
理想的な圧は350〜500グラム程度と言われています。最初のポイントからぐーっと押し込む感じ。一度、料理用スケールで測ってみてください。実際に綿棒で押してみると、感覚が掴めると思います。
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