リズミカルなカールで
ハイセンスなヘアにシフト
福島葉月さん
顎下レングスの重めボブだった葉月さん。「そのままだとちょっとコンサバに見えてきて……」と悩んでいました。担当のNAOMIさんは「長さはキープしたまま、中間からレイヤーだけ足し、さらにミックスパーマで束感を加えました。ロッドを内巻・外巻の交互に巻くことでメリハリのあるひし形風シルエットになるので、バランス感あるおしゃれ髪になれますよ」とアドバイス。スタイリングの際、半乾きの状態で中間から毛先にヘアバームを馴染ませるとより束感が生きて涼し気に。
担当スタイリスト・NAOMIさん(EMMA GINZA)
Side&Back
ユルッと脱力感のあるカールが女らしさのあるシルエットを演出。ヘアバームでツヤ感を出すことで、きちんと手入れされた雰囲気もプラスされます。
Point
片サイドを耳掛けして
抜け感のあるアシンメトリーに
パーマスタイルをシャープに見せたい時、手っ取り早いのがサイドを耳掛けしたスタイリング。顔まわりを一束残したまま片側だけ耳掛けすると、一気に抜け感が生まれます。シンプルなTシャツスタイルの日でも、こなれた雰囲気が上昇!
さりげなく個性的!
サイドを切り込んだステップボブ
関根スミレさん・37歳
元々は顎下レングスのスクエアボブだった関根さん。「ボブは好きですが、ちょっと変化を付けたくて」とリクエスト。そこで担当のDAISUKEさんは、顔まわりを中心に毛束をまびいた後、サイドだけ2.5センチ平行にカットしました。「ボトムラインに段差を加えると少しだけ個性的になるので、おしゃれ系スタイルを好む人におすすめです。ボブが伸びてくるとシルエットに動きがなく厚みを感じる人もいますが、適度にまびいた髪にゴールドベージュのカラーを合わせると、透け感が出て素敵です」
担当スタイリスト・DAISUKEさん(MAGNOLiA AOYAMA)
Side&Back
まびいた顔まわりの毛束に透け感が出て、透明感ある雰囲気が上昇。また、ブローはバックトップに膨らみを持たせるのがコツ。パッツン系ボブでもサイドシルエットに自然なボリュームが出てハリコシ感のある印象に。
Arrange
分け目を大胆に変えれば
マニッシュな雰囲気に
分け目を7:3にしてヘアバームでツヤを出したアレンジスタイルがこちら。シルエットにシャープ感が出るので、マスキュリンなファッションと合わせるとモード感が高まりそうです。
ほんのりグランジ感を覗かせた
フラッフィーカールが新鮮!
和田房子さん・35歳
切りっぱなしボブの状態のまま、パーマだけで変化をつけたい和田さん。担当の土田さんは「ボブの角が目立つ状態なので根元からしっかり動くパーマをかけて、トップや顔まわりにニュアンスを与えてみました。広がりが出ないよう、濡れた状態の髪にヘアミルクをつけ、その後ヘアオイルでウエット感を与えましょう」とアドバイス。艶やかな黒髪も生きる、こなれ感あるスタイルの完成です。
担当スタイリスト・土田美沙子さん(SUNVALLEY)
Side&Back
顔まわりでリズミカルに動く毛束がおしゃれ。まるでクセ毛のような柔らかな質感は、まとめ髪の時もアンニュイな雰囲気が出しやすいので、伸ばし途中の髪をサポート。
Point
ヘアケア剤は内側にもなじませ、
伸ばし途中の広がりを解消
髪の広がりは内側から起きやすいため、表面だけケアしても膨らみが解消されない人も。特にパーマスタイルは、髪の内側・中間・表面の順で3段階に分けてミルクやオイルをなじませると、ちょうどいいボリュームをキープしやすいです。
スタイルチェンジのために髪を伸ばしていても、途中で断念することはよくあります。ある程度まで伸びるのを待つのもひとつの手ですが、途中経過もおしゃれを楽しむならヘアサロンでひと手間加えてみるのもアリですね!
• EMMA GINZA東京都中央区銀座2-10-11 マロニエ通り銀座館7F
tel. 03-6264-1134
• MAGNOLiA Aoyama東京都港区南青山4-24-8 アットホームスクエアBF
tel. 03-5774-0170
• SUNVALLEY東京都港区南青山5-2-12 B1F
tel. 03-6427-3807
2022年に40代に大ブームとなった「外ハネボブ」
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取材・文/小澤佐知子
構成/國見香
前回記事「【髪型ビフォーアフター】ボブを伸ばす途中、広がる髪をパーマで都会的なスタイルにチェンジ!」>>
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