熱いシャワーは肌にも髪にも負担がかかります
寒い季節が近づいてくると、シャワーの温度をつい高く設定しがち。でも、高い温度で洗顔をすると肌のつっぱりを強く感じて結果的に乾燥を招いてしまうことになります。実は髪にも熱い湯は禁物! 髪の表面がダメージを起こし、そこから内部のカラーが流失しやすくなるのです。
髪をすすぐときは40℃以下で、決してゴシゴシこすらないこと。熱と摩擦をコントロールすることで、髪表面のキメを壊さないよう意識しましょう。
染めた髪色を美しく保つには
キューティクルの状態が大きく関係している
髪内部に浸透した色素を流失しないためには、表面のキューティクルを健康に保つことが重要になります。蓋や扉のようなイメージを持つとわかりやすいですが髪色をきちんと守ってあげましょう。そのためには“キューティクルは決して雑に扱わない”ことです。
例えば
① トリートメントは上から下に向けて優しく押し入れ、キューティクルのキメを揃える
② タオルドライは根元を中心に乾かし、毛髪部分はタオルで挟むよう優しく扱う
③ 濡れたときはキューティクルが開いた状態。洗髪後は必ず乾かす
④ ドライヤーの熱から髪を守るために、必ずアウトバストリートメントでコートする
⑤ 紫外線も大敵。外出時は素髪ではなく、UVスプレーなどで紫外線をブロック
以上のケアは日常の中ではつい飛ばしがちですが、ちょっと意識を向けて習慣化を心がけましょう。
「さらにきれい」を保つために
大人が取り入れたい髪色は?
白髪染めを長持ちさせる最も簡単なこと、それは暗めの色をチョイスすることです。明るめカラーに配合された染料の量に対し、暗めになるほどカラーの染料量は多く配合されています。
とはいえ、真っ黒一択ではありません。最近ではブラウンのバリエーションも数多くあり、トーンも幅広く揃います。おしゃれを楽しみつつ、色持ちもよい色を美容師さんと一緒に決めていきましょう。
白髪対策はこのほかにも、カラートリートメントや1day用の白髪染めも役立ちます。今後、選び方のコツや使い方なども紹介します! お楽しみに。
【きれいな大人女性たち】秋冬ファッションがあか抜けるのは「髪色」がキモ!
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取材・文/小澤佐知子
構成/國見香
前回記事「「シャンプーを変えて髪がよみがえる?」白髪に細毛、ごわつき...40代の“髪の老化“を食い止める3つの心がけ」はこちら>>
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