赤リップの流行が落ち着きを見せ、落ち着いたヌードカラーのリップがまた盛り上がってきたこの秋冬。うまくつけこなせれば、控えめながらとてもおしゃれなメイクになるトレンドなのでワクワクしています。とはいえ前回も書きましたように、最近ヌードカラーのリップだと顔色のくすみが気になってしまうのです。同じように塗っているはずなのに、なんだか昔のように決まらない、というか。そんな時、リップにひと手間かけることで結構いいじゃん! となる大好きなアイテムをご紹介します。

外資系やアーティスト系のブランドにはもちろん常時ラインナップされているアイテムですが、意外にもプチプラで見つけたこちらがなかなか優秀! 3色ありますが、推したいのはこの「ピンク系」という色。理想の素くちびる色という感じの絶妙ピンクページュです。リップライナー 【143ピンク系】 ¥572/ちふれ

リップライナーといえば、同世代の皆さん覚えていますか? スーパーモデルブーム全盛時代のナオミ・キャンベルの、あのメイク流行りましたよね。ここしばらくリップライナーはトレンドとご縁がなかったアイテムだったかもしれませんが、そんな先入観にはサヨナラしてぜひ手に取ってみていただきたいです。

リップラインを濃い色で引いて、内側を薄い色で塗りつぶすあのメイク。懐かしい……。でも令和4年なので、今回推したいのはその塗り方ではありません。写真:Shutterstock


リップメイクを「アラ隠し」にしないための、MLBB(My Lips But Better)!


MLBBというと、「自分の唇そのままみたいな色だけど、よりキレイな色」という意味で韓国で数年前から使われている言葉ですが、今リップライナーに求めたいのはまさにそれ!

ペンシルと言ってもリップスティックより少し固いかな、くらいのテクスチャ。マットですが程よくしっとり感もあります。カバー力はご覧の通り抜群で、下の肌の色を完全に隠します。リップライナー 【143ピンク系】 ¥572/ちふれ
私の場合、特に気になるのはリップの縁ラインが黒ずんでいること。自唇が厚みのあるタイプなので、ここを隠そうとして縁まで口紅を塗ると唇オバケみたいな印象になるのが嫌でした。リップライナーで唇全体を塗りつぶすだけで自信の持てる唇に。隠すためではなく魅せるために口紅を塗れるから、縁をぼかすグラデーションリップでもぼんやりしません! リップライナー 【143ピンク系】 ¥572/ちふれ


大人になってからどうも濃い色の口紅のほうに手が伸びるなあと感じていますが、意識的にも無意識的にも唇のアラが隠せるのを実感しているからだと思うんです。でも、できればそんな理由ではなく、「今日はこの色が塗りたい気分!」という理由で選びたい。最近、そんな気持ちにリップライナーがピッタリはまってくれています。ドラッグストアで買えるのでぜひチェックしてみてください!

 


前回記事「直前スクラブ+リップクリームで皮むけ唇がふわっふわに。マット口紅も怖くない」はこちら>>

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