皇太子妃メアリーにそっくり? デンマークのマスコミもざわついたマリーとの婚約発表
マルグレーテ女王の次男、ヨアキム王子は1969年生まれの53歳。初婚のお相手が、今回コメントを出したアレクサンドラ女伯です。アレクサンドラ女伯は中国人とイギリス人の間に生まれた父親と、オーストリア人の母親を持つ香港生まれの女性で、ヨーロッパ王室初のアジア系でした。
ヨアキム王子との間に、長男・ニコライ王子、次男・フェリックス王子をもうけましたが、2005年に離婚。デンマーク王室では1846年以来、250年ぶりの離婚スキャンダルでした。ちなみにニコライ王子は、コレクションモデルとしてここ数年脚光を浴びているイケメン。次男のフェリックス王子も2022年にモデルデビューしています。
アレクサンドラ女伯との離婚後、2008年に再婚したのが現在の妻、マリー王女です。広告会社の経営者である父と、ホテルオーナーの母のもと生まれたフランス人で、パリで育ちました。ヨアキム王子とはパーティで出会い、2人ともフランス語を話すことからすぐに意気投合したと言います。
ヨアキム王子との婚約発表時、デンマークのゴシップ誌界隈は「マリーって、メアリー皇太子妃にそっくりじゃない……?」とざわつきました。メアリー皇太子妃とは、ヨアキム王子の兄で次期国王・フレデリック皇太子の配偶者。ブルネットのロングヘアにこげ茶の瞳、背格好やお顔立ちも確かになんとなく似ています。
今回の称号剥奪ニュースの際、スペインやスウェーデンのゴシップ紙が「称号剥奪の理由、それはヨアキム王子とメアリー皇太子妃が不倫していたからだ!」と騒いだのもそのせいかも。ただし、マリー王女はヨアキム王子のことを「the man of my life(運命の人)」と言っていますし、ふたりは仲睦まじい様子。「不倫が称号剥奪の理由」というのは眉唾ものです。真相は本人同士にしか分かりませんが、少なくともデンマーク国内のマスコミでふたりの不倫を大々的に報じているところはありません。
マリー王女は2009年にヘンリック王子を、2012年にアテナ王女を出産。アレクサンドラ女伯が産んだ2人の義理の息子も一緒に一家そろってイベントに現れることも多く、その姿は「理想のステップファミリー」でもありました。
が、すべてがうまくいく人生などありはしません。マリー王女、実はデンマーク国民からの人気がイマイチなのです。
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