ヘア&メイク長井かおりから、これまで「常識」「鉄則」としてお伝えしてきたメイクテクやコスメの選び、マスク時代を経て、変わっているんです!! たった1箇所、メイクを更新するだけで、今っぽく美しく仕上がる、メイクのコツをご紹介。今回は、みなさん1本は持っているであろう黒のリキッドアイライナー編です。
vol.31
眠っている黒のリキッドアイライナーは塗り方を変えれば大活躍します!
みなさん1本は持っているであろう、黒のリキッドアイライナー。どんなふうに使っていますか? 左写真のように、「目のキワ全体に引いて、目尻を跳ね上げる」でしょ!? と思った方がほとんどかもしれません。でもこれだとラインの印象が強すぎるし、大人がやるには少しカジュアルな印象かも。ということで、「黒ラインはもう使えないわ……」とお蔵入りしている方も中にはいるかもしれませんが、右写真のように、まつ毛の隙間を埋める使い方をすれば、黒ラインは目元を自然に際立たせるのに活躍するんです!
塗り方さえ変えれば黒ライナーの
引き締め感と今っぽさは両立できます!
近頃はアイライナーをブラウンにしたり、カラーラインにしたり、先日こちらの記事でご紹介したようにグレージュを使ったりと、「なかなか黒のアイライナーの出番がないわ」という方や、「やっぱりアイラインは黒よね!」という方も、そして「そろそろ黒ラインが流行るらしい?」という早耳な方など、さまざまだと思います。お持ちの方も多いと思いますので、せっかくなら黒のアイライナーを今っぽく使いこなす方法をご紹介したいと思います。
黒のリキッドアイライナーが最強にブームだったころの塗り方といえば、筆先を目のキワ、まつげのすぐ上くらいにあてて、目尻まですーっと引いたあと、目尻を引き上げつつ延長する、いわゆるキャットライン。一世を風靡したからこそ、今だと少しなつかしい感じも……。さらに、黒色とのコントラストが強いため、まつ毛の隙間や粘膜ぎりぎりの部分の肌色が白く目立つ、なんて場合も。でも、やっぱり目元の引き締め力はピカイチの黒ライナーですので、筆先ではなく、側面を使ったじゅわじゅわスタンプ塗りをすれば、ラインを主張させずに目元を自然に際立てることができるんです。
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